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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
グリム童話による『赤ずきん』では
赤ずきんが、森の向こうのおばあさんの家に向かう途中で狼に出会い
狼に唆されて道草をする間に狼は先回りし、おばあさんを食べてしまい
おばあさんに化けて赤ずきんを待ち、赤ずきんも食べてしまうものの、
猟師が狼の腹の中から二人を助ける…というあらすじになっています。
という
童話に対しては正論を振りかざしても大人気ないことこのうえありませんが、一方で
童話は時として正論を思い起こさせることで教訓を示していることが多く、ここでは
そもそも赤ずきんが狼に唆されて寄り道をしたりしたから大変な目に逢うので
そうしたなか
正しい知識を有していることによってこそ、正しい判断が得られるのは当然で
正しい知識を有しているっぽい(笑)では、正しい判断など覚束かないものですが、
ヴァイオリンのレッスンでは、後者の正しい知識を有しているっぽい(笑)人に就き
正しい判断…云々どころではなく、まさに赤ずきんが寄り道をしているような有様に
なってしまっているのです。
確かに
あなたのヴァイオリンがきちんと響かない決定的な理由』で書いたように
ビジネスの歴史に名を遺したほどの名経営者で趣味でヴァイオリンを習っている方が
ヴァイオリンにおいてはパガニーニ/24のカプリース(綺想曲)こそが基礎だ
という私の考え方に従って、その綺想曲が弾けるようになりたい…というのに
綺想曲など弾ける筈もないM蔵野音大卒の先生に就いている理由を尋ねた際の
「私が会社の社長になった当時、著名な経営コンサルタント達の助言を受けた」
「けれども、その助言はひとつも役に立たず、自ら考え行動して切り開いた」という
名経営者ならではの考え方を、あろうことかヴァイオリンの習得にも持ち込み
「既に綺想曲が弾ける先生に習っても、私が弾けるようにはならないので、
ところが実は
一流大学に行き頭脳明晰になるのではなく、偏差値が高い人が一流大学に行き
一般大学では学問という範疇において、系統だった勉学が講義されるのに対して
音楽大学に行き演奏が巧くなるのではなく、達者に弾く人達が音楽大学に行き
音楽大学では演奏という範疇において、系統だった勉学が講義されたりしません。
そうしたことから
音楽大学に行く人は、なぁ~んとなく達者に弾けた人だけが入学できて
音楽大学に行っても、なぁ~んとなく達者に弾ける先生が感性の赴くままに語り
音楽大学を出た人も、なぁ~んとなく達者に弾いて先生風を吹かせるだけで(笑)
ヴァイオリンは自ら音程を作らなければいけない作音楽器であるにもかかわらず
音程の取り方など学ばず知らずわからず、ただ単に感性の赴くままに弾きまくるため
文字の書き方も教えない国語の授業など有り得ないのに
その結果
文字の書き方も教えずに、単に、文字を良く見ろ!だの、黙読しろ…だの
とにかく線形を書いてOCR(光学式文字読取装置)にかける…だの
鉛筆を持つ手の形を論じている…などという国語の授業は絶対に有り得ないのに
音程の取り方も教えずに、単に、音を良く聴け!だの、頭の中の音…だの
左手の形を論じている…などという指導のみがヴァイオリンのレッスンとなったため
それでは正しい音程で弾けるようになる筈がない…と気づかないばかりか
なかでも
ヴァイオリンの音程の[壺]を探せないチューナーを使い続けていると
ヴァイオリン本来の音程の取り方ができないばかりか、ヴァイオリンの音程の[壺]
を探し出して正しい音程の美しい音で奏でるという人が本来有している感覚が破壊
されてしまう…という事実には 一人でも多くの人達が、一刻も早く気づいてくれる
ことを願わずには居られません。
『ヴァイオリン学習者が確実かつ急速に上達する指導を巡る3つの思い』
で書いたように
美しい音が朗々と響くようになるだけでなく
それによって楽器もどんどん、どんどん、よく鳴るようになるうえに
とはいえ
その判断を自ら行えるようになるには訓練が必要なため、
私の教室には音大生 演奏者 指導者の方へのレッスンというページもあるように
趣味で習う一般の方だけではなく、音大生(音楽大学生)、演奏者(プロ奏者)
指導者(ヴァイオリンの先生)までもが習いに来ています。
そうではなく
ヴァイオリンはよく響くポイントとしての[壺](つぼ ツボ)で奏でると
正しい音程の美しい音が朗々と奏でられる本来の奏法を学ぶことにより、
まっすぐおばあさんの家に向かって狼に食べられない…ではなく
まっすぐ上達してみたいと思いませんか?
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カテゴリ: 音程の[壺](つぼ ツボ)