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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
アンデルセンの童話で有名な『裸の王様』では
高慢な王様が詐欺師に騙され、見えない服を着ることになるものの
実際には裸のままでパレードを行うなか、一人の少年が
「王様は裸だ!」と叫び、人々は王様の愚かさを笑います。
ヴァイオリンの学習者にあっては、決して高慢 …ということではないうえに
ヴァイオリンの指導者にあっては、殆どは騙そう…ということではないとしても
まさに王様が詐欺師に騙され、裸のままであるのと同じ状況に陥っていることに
[差音]こそは、弦の状態や寿命にかかわらず2音を一定の音程で奏でると生じ
[差音]こそは、それを響かせるために左手と右手の技術を求められるとともに
[差音]こそが、[重音]の音程の正しさを規定し判断する手がかりであり
ヴァイオリンの指導者が基本的な音階練習を指導する際、必ず教えるべき音であり
ヴァイオリンの学習者が基本的な音階練習を行う際には、必ず聴くべき音です。
ですから
ヴァイオリンの学習者の多くは、先生が音大卒やプロ奏者というだけで
その先生の指導は正しい…などと思い込んでしまう人も居るようですが、
その先生は楽歴と肩書きが尤もらしいだけでヴァイオリンの指導をしているのか?
その先生は確かな技術と正しい知識をもってヴァイオリンの指導をしているのか?
既掲のように初心者が行う基本的な音階練習の段階で[差音]は指導されるもので
ヴァイオリンに内在する響くポイントの[壺]で奏でる本来の奏法においては
(オクターブ(8度)については
[差音]は下の音と同一なため、特に示されてはいません)
という所まで読んで
気の早い人は「上掲の書籍を買って練習すればいいんだ!」と思うかもしれませんが
既出の私のサイトのページにも書いたように上記の書籍を購入してみたところで、
つまり
ヴァイオリンは[単音]と[重音]では音程の取り方が異なることに加えて
ヴァイオリンで[重音]を[差音]で規定したとしても、それはその2音の相互の
関係を定めただけでしかなく、そうした[差音]が生じる前提で、その2音の音程を
どのような音高にするべきなのか、ということについても、曲や音形の場面ばめんで
選択する必要があるのです。
だからこそ
私の教室には音大生 演奏者 指導者の方へのレッスンというページもあるように
趣味で習う一般の方だけでなく、音大生(音楽大学生)、演奏者(プロ奏者)、
指導者(ヴァイオリンの先生)までもが習いに来ています。
と書くと
何やら難しそうに思うに違いありませんが、それは譬えるに
王様に限らず、TPOに合った服装選びというものは必ずするとともに
チューナー ピアノ 歌ってみる 頭の中の音 主音から 開放弦から 純正律
ピタゴラス 単によく聴く といったヴァイオリンの音程の取り方というのは
そのいずれもが、ヴァイオリンで音程を取る本来のやり方とは無関係であったり
理屈でさえもが、ヴァイオリンで音程を取ったことへの後からの評価であるだけで
バイオリンの正しい音程の取り方それ自体を伝えるものではないことが、おわかり
いただけるでしょうか?
ところが
市中で教えられているヴァイオリンの音程の取り方は全く間違っている?!』
『『幸せの青い鳥』ヴァイオリンを「正確な音程」の「美しい音」で朗々と奏でる』
『『ブレーメンの音楽隊』ヴァイオリンの重音における響きの豊かさ』
でも書きましたが
下掲の一覧のように、文字の書き方同様、ヴァイオリンの音程の取り方を
どうして教えてくれないの?という状況が、市中の殆どのヴァイオリン教室で
繰り広げられてしまっているのです。
にもかかわらず
そのような国語の授業があったら、なぜ文字の書き方を教えてくれない?となるのに
そのようなヴァイオリンの指導で、なぜ音程の取り方を教えてくれない?とならない
ことのおかしさに気づかない人達が殆どなので、況や重音の音階練習で[差音]など
指導されず聴きもせず、そこで身に付けていない、譬えるに身に着けていない
という点で、まさに『裸の王様』と同じだと言えます。
なかでも
ヴァイオリンの音程の[壺]も探せず、そのようなチューナーを使い続けていると
ヴァイオリン本来の音程の取り方ができないばかりか、ヴァイオリンの音程の[壺]
を探し出して正しい音程の美しい音で奏でるという人が本来有している感覚が破壊
されてしまう…という事実には 一人でも多くの人達が、一刻も早く気づいてくれる
ことを願わずには居られません。
『ヴァイオリン学習者が確実かつ急速に上達する指導を巡る3つの思い』
で書いたように
美しい音が朗々と響くようになるだけでなく
それによって楽器もどんどん、どんどん、よく鳴るようになるうえに
よろしければ、こちらもご覧ください。
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カテゴリ: 音程の[壺](つぼ ツボ)