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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
四則演算のやり方を勉強しなければ!と、算数を習いに塾に行ったら
ノートの押さえ方や鉛筆の持ち方を教えてもらえた…などということになったら
そんな算数の塾には、誰もが呆れてしまって、もう通わない筈です。
さらには
計算問題をいくつか解いてみて、値が間違っていた…という場合には
四則演算のやり方が間違っていないか?ということで一つひとつ確認するべきなのに
四則演算のやり方は習わずに、ノートの押さえ方や鉛筆の持ち方ばかり注意しながら
「もっと沢山演算すれば上達する筈だ」ということで計算問題を解きまくり続けて
さらには
音階練習をいくつか弾いてみて、音程が狂っていた…という場合には
音程の取り方自体が間違っていないか?ということで一音いちおん確認すべきなのに
音程の取り方自体は習わずに、左手の形や右手の加減ばかり注意しながら
「もっと沢山練習すれば上達する筈だ」ということで音階練習を弾きまくり続けて
と思いきや
ノートの押さえ方や鉛筆の持ち方が四則演算のやり方だ…と思い込みながら
四則演算のやり方を教えてもらえずに数表を眺めたり電卓で確認するだけで
四則演算のやり方を知らずわからず習わずに計算を解きまくり続ける人など
居る筈が無いのに
左手の形や右手の加減などこそが音程の取り方なのだ…と思い込みながら
音程の取り方自体を教えてもらえずにピアノを叩いたりチューナーで確認するだけで
そのため
『チューナー(チューニングメーター) 実は笑撃的な装置!?』や
ヴァイオリンにおける[ド]と[ド]の音程の違い』でも書いたように
ヴァイオリンは総ての音程において響きを聴いて正しい音程が取れるとともに
重音、旋律、旋律の前後関係で異なる音程も含めて総ての音程を正しく取れるように
ヴァイオリンの指板にはギターのようなフレットが無いのであって、
ヴァイオリンの指板にはギターのようなフレットが無くて音程が取り難いというのは
ヴァイオリンは響きを聴いて総ての音程を確定できることを知らない者の誤想で、
『「音程に気を付けて」という台詞の無意味さ ~その1~』で書いたように
患者が症状を訴え苦しみ、そうしたことへの具体的な治療を求めても
具合の悪い箇所を指摘するだけで、それに対する個別具体的な治療は施さず
幾許かの能書きと「健康に気を付けて」でオシマイ…などということは
有り得ないのに
生徒が音程の悪さに苦しみ、そうしたことへの具体的な指導を求めても
音程の悪い箇所を指摘するだけで、それに対する個別具体的な指導は行わず
幾許かの能書きと「音程に気を付けて」でオシマイ…などということが
罷り通ってしまっているかといえば
それは病院での治療ほどにはヴァイオリンの指導が一般的ではないからです。
しかも
病気の場合
個別の症状に具体的な治療を施さなければ、それは偽医者だと思われるのは
個別の症状に具体的な治療を施せる医師が街中に沢山居るだけでなく
もしも街中の医師で対応できなければ大学病院で治療を受けられるからですが、
個別の音程に具体的な指導を施せなくても、それが偽教師だと思われないのは
個別の音程に具体的な指導を施せる教師が街中に殆ど居ないだけではなく
これが街中の教師だけではなく音楽大学でも指導できる先生が皆無という
更に信じられない状況にあるからなのです。
さらには
あなたのヴァイオリンがきちんと響かない決定的な理由』で書いたように
100m競争の練習や試合をする際に、一歩でも違えばタイムが変わることや
100m競争は100mで練習や試合をすることなど誰もが知っている一方で、
ヴァイオリン弾きはほとんどの人達が、弦長330mmとは知らなかったり確認せず
テキトーな弦長のまま左指が1mmでも違えば音程が変わるなどと言っていますが、
それではまるで
テキトーなトラックの長さのまま、一歩違うとタイムが変わると言っているような
ものです。
(ちなみに
子ども用の分数サイズの楽器の場合は弦長は330mmにはなりませんし
サイズも大人の楽器との内部の容積の比率で決めてはいても曖昧なものですが
子どもは大人よりも手指が小さい分、弦長を規定している基準は厳密であるべきで、
お子さんがヴァイオリンを習っている場合、こうした点で、お子さんが使っている
「その分数楽器の弦長は、どのように規定されるのですか?」という質問に対して
明確に答えられないような先生には、お子さんを習わせるべきではありません)
などと書くと
自分の習っている先生はキチンとした演奏をしてるから、そんなことはできている!
自分の習っている先生はT朋或いはG大卒の先生だから、そんなことは習っている!
自分の習っている先生は海外の○○音大に留学したから、そんなことは分っている!
自分の習っている先生は有名オーケストラの団員だから、そんなことは知っている!
と言われてしまうかもしれません。
けれども実際は
ヴァイオリンの音程の取り方“そのもの”がわかって弾けているわけではなく
兎に角一生懸命弾きまくって“それっぽい”音程に近づけているだけのことで
弾きまくって、なぁ~んとなく正しい音程に近い場合、キチンとした演奏だと思われ
弾きまくって、なぁ~んとなく正しい音程に似てると、T朋やG大に受かったりして
弾きまくって、なぁ~んとなく正しい音程のつもりで、海外の音大に留学してみたり
弾きまくって、なぁ~んとなく周りの音程に合わせて、オーケストラの団員をしてる
というだけでしかないのです。
そして
音楽大学というのは
要するに、弾いてひいて弾きまくって、卒業演奏をしただけのことですし
コンクールにしても
要するに、弾いてひいて弾きまくって、順位が付いただけのことですし
演奏活動にしても
要するに、弾いてひいて弾きまくって、演奏活動をしているだけですし
指導団体にしても
ですから
弾いてひいて弾きまくり続けているのだろう?と不思議で仕方がありませんし
弾いてひいて弾きまくり続けて曲を弾き進めれば、それが上達だと勘違いしていたり
もしかすると弾きまくり続けることそれ自体が楽しいのかもしれませんが(笑)
では何故そのような状況にあるのかといえば
ブログ記事の
『決定的な誤解!ヴァイオリンの音程は[改善]ではなく[開栓]するもの!』
で書いた理由からバイオリンの音程の取り方は音楽学校では教えないうえ
日本から留学した学生の殆どが正しい音程の取り方を学べない事情もあるからです。
そのため
ブログ記事の『文字の書き方も習わずに文章を綴る?
あなたのヴァイオリンが上達しない決定的な理由』でも書いたように
プロや音大の先生までもがバイオリン本来の音程の取り方については不案内で
歴史的に確立されている音程の取り方を教える教室は殆どありません。
さらに
バイオリンで重音の音程を取る際の[差音]は理屈や必要性が説かれるだけで
それを聴き取る具体的なレッスンをしている教室は全くと言っていいほど
ありません。
そうしたことから当教室では
趣味で習う一般の方だけでなく、専門家を目指す方や
音大生 演奏者 指導者の方へのレッスンにおいても
既述のような音程の取り方も含めて、伝統に則り
「正しい音程」 (正確な音程)
一音いちおん丁寧に各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
そして
一音いちおん着実に習得していくことは決して大変ではなく
むしろ過度な練習や特訓は不要になり
正しいリズムにより躍動感と豊かな表現も得られるとともに
ヴァイオリンを奏でる本当の楽しみのページにも書いたように
今まで弾いていた曲は勿論、今まで弾きたいと思っていた作品の数々も
正しい音程の美しい響きで、無理なく安定して弾けるようになります。
と掲げてあります。
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カテゴリ: ヴァイオリン上達の指標