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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
私は最近
二人=二家族もの生徒さんのレッスンをお断りしました…などと書くと
まるで“破門”にしたかの如くに受け取る方も居るかもしれませんが、そうではなく
それは「どうぞお幸せに~♪」とでも言うべきものでした。
などと書くと
“トホホ学園”で検索する方が居るかもしれませんが、それはあくまで仮名であって
そのような校名の学校が実在しないことを一応調べたうえで書いていますが、
そのような為体の学園が、私が複数構えている教室の一つの近くに有ることは
事実です。
“トホホ”という言葉の意味を検索してみると
情けなく、みじめに感じている時などに発する語。…とありましたが
https://kotobank.jp/word/とほほ-584748
にもかかわらず巷では
「トホホ学園(仮名)子供のための音楽教室」などという集金システムが存在したり
「弦のトホホ」(仮名)などと言われたりすることがある誤った認識に対して、
たとえそれが小さなものでしかないとしても警鐘を鳴らすべく書きたいと思います。
ということで
まずひとつめのご家族は
「トホホ学園(仮名)子供のための音楽教室」という集金システム…すなわち
その学園の卒業生のなかでも肩書が多少一般受けする講師を食べさせつつ体裁を繕う
ただそれだけで、実技では兎に角弾いてひいて弾きまくらせるばかりで
実際はなぁ~んにも教えてくれない教室の、S川にある総本山に通っていました。
各地にある既述の集金システムの総本山にあたるS川の教室では
実技は弾き捲らせるばかりでなぁ~んにも教えてくれないので
〇マハ音楽教室に移ったら、そのほうが多少マシで(笑)
でも幾ら何でも…と、私の後輩の教室に逃げて来た生徒が居る…ですとか
レッスンは水曜日の夕方だったのに、突然次から火曜日の午後に来いというので
万障繰り合わせて何とか行くと先生が不在…というだけでも呆れるのに
事務所で訊くと先生は演奏旅行で来月まで不在という
毎週のレッスンが不可欠な初心者に不向きなことを平然とする先生だらけ…ですとか
更には
私の複数ある教室のひとつの近所で、ヴァイオリンの音程を取らせるのに
あろうことかピアノを叩いて取らせる…それも大切なメロディーでそうするのが
聞こえて来て、私の生徒さん方が大笑いしている(大笑)ので
一体何?…と思っていたところ、その集金システムの先生だと知ったり
挙句に
既述のように肩書が多少一般受けする講師を食べさせつつ体裁を繕う集金システムの
維持のためにはなりふり構わず、最近では地元で新聞の折り込み広告に留まらず
宅配ピザのチラシ同様、ポスティングまでし捲っている…などといった
呆れた話を沢山見聞きしていました。
そうしたなか
既述のご家族は
「トホホ学園(仮名)子供のための音楽教室」のS川の総本山に通い
実際はなぁ~んにも教えてくれずに、兎に角弾いてひいて弾き捲らせるばかりなので
何とかして欲しい…と私のところに頼み込んで来たので
私も既述のような集金システムでしかない教室の詳しい惨状を知るよい機会だと思い
一方
そのような集金システムとは別に、世の中には〇ズキ・メソードという
ヴァイオリンのレッスンに名を借りた進捗を味あわせるための誤想システムがあり
このメソードで半年習ってしまった人を本来の奏法に戻すには1年
このメソードで1年習ってしまった人を本来の奏法に戻すには2年
このメソードで2年習ってしまった人を本来の奏法に戻すには4年
というのは
既述の集金システムが展開している聴音(ソルフェージュ)には定評がある
と聞いていたのに何の効果もないので
既述の集金システムの聴音でかつて常に最高得点を取っていた
後輩のヴァイオリニストに訊いたところ
「トホホ学園(仮名)の聴音は本当に素晴らしくて、何しろ
トホホ学園(仮名)でしか使えないのだから」という皮肉を言う有り様でした。
実際はなぁ~んにも教えてくれずに、兎に角弾いてひいて弾き捲らせるばかりなので
その生徒さんが「トホホ学園(仮名)子供のための音楽教室」で指導を受けたという
例えば音階教本には「電車が通り過ぎるように」と書き込まれていたり(はぁ?)
例えばエチュードは「兎に角100回弾けと言われた」(はぁ~?)という為体
でした。
そうではなく、一音いちおん音程の取り方から弾き方まで懇切丁寧に指導して
わずか数週間で劇的に上達した…というより
今までなぁ~んにも教えてもらえずに弾き捲っていたのを弾き方を教えたので激変し
メデタシめでたし…と思っていました。
えっ?
なぁ~んにも教えてくれないから…と私のところに習いに来て、色々と教えたら
なぁ~んにも教えてくれない先生が不機嫌になったと私に苦情を言う!?
つまり
既述の誤想システムで習ってしまった人達は、異端な奏法が染み付いてしまうように
既述の集金システムに通っているような人は、「弦のトホホ」(仮名)という
有名無実なブランドにすっかり毒されてしまっていることがわかりました。
(とだけ書くと
何ともあっけらかんとした対応で私が酷いように読めるかもしれませんが
実際にはもう少し色々と複雑な事情や他の状況も絡んでいるものの
個人情報に触れるといけないので、要点だけの記述に留めています)
また
もうひとつのご家族は
「トホホ学園(仮名)子供のための音楽教室」という集金システムには通わずに
「トホホ学園(仮名)」の先生にご自宅に来てもらっているものの
音程が正しく取れない…ということで私にその点を何とかして欲しいと要望された
お宅でした。
それは
恐らく…というより間違いなく、その先生の斡旋によって購入されたであろう楽器は
私が全身全霊で耳を傾けても音程が曖昧にしか取れない楽器であったり
それはその先生がレッスンで使うというシンセサイザーの一種が設置されていて
その機械を使うことで純正律での指導が可能になるということであったり
それはその先生が何か勘違いしている…というよりも
玉木さん=純正律という単純な誤解をしているためからか
先方の先生が選んでくれた楽器を批判しても気分を害すると思い、それには触れず
ヴァイオリンは大雑把に捉えると旋律はピタゴラス音律、和音は純正律で弾き
さらに言えば[ソ][レ][ラ][ミ]を完全5度に調弦する時点で純正律でない
などという話を展開しても、素人のご家族にはわかって貰えないと思い
先ず
以前の記事で書いたように、玉木さんが作曲家の青島広志氏の番組で説明しても
NHKがその解説を総てカットして放送しなかった説明方法はシンセサイザーでも
通用するので実演するとともに
次に
メロディーを純正律で弾いた場合と、ピタゴラス音律で弾いた場合の弾き分けをして
最後に
玉木宏樹=純正律と考えられがちなものの
『革命的音階練習』はピタゴラス音律で練習するように作られていると話しました。
(もしもこの教本をお持ちの方はP.12を開けていただければ
そこには
私は、純正律、ピタゴラス音律、平均律などの音律をご紹介して、
特にハモる純正律の美しさを主張しています。
しかし、この教本での音程の取り方は、ハモる純正律ではなく、旋法
中心のピタゴラス音律でやってください。
とわざわざ太字で注釈が書かれています)
すると
このお宅のご主人は
シンセサイザーに対して「これで正しい音程取れないんだ…よわったなぁ~」と言い
音程の取り方や教本の使い方が完全に誤りであることを実演してみせてもなお
「トホホ学園(仮名)の先生には引き続きレッスンをしてもらうので
いえ
このお宅のご主人の言葉を借りれば
「概略はトホホ学園(仮名)の先生で、基礎を岩本先生に」と言うのですが
要するにこのお宅もまた、「弦のトホホ」(仮名)という
有名無実なブランドにすっかり毒されてしまっているので
トホホ学園(仮名)の先生が頓珍漢…というより破茶滅茶な指導をしてるなどとは
夢にも思ってもいないのです。
(とだけ書くと
何ともあっけらかんとした対応で私が酷いように読めるかもしれませんが
ここでもまた実際にはもう少し色々と複雑な事情や他の状況も絡んでいるものの
個人情報に触れるといけないので、要点だけの記述に留めています)
と書くと
「トホホ学園(仮名)はダメでもG大なら…」と思う方も居るかもしれませんが
そのG大の先生のところで
やれ音階練習や曲の指導で具体的な音程の取り方や技術的な指導もされずに
「春の日の夕方の土手を歩くような感じで」などと言われたりする…ということで
私のところに逃げて来た生徒さん達が居ます。
と
つまり
トホホ学園(仮名)でもG大でも
あなたのヴァイオリンが上達しない決定的な理由』で書いたように
音楽大学というのは
要するに、弾いてひいて弾きまくって、入学試験を受け
要するに、弾いてひいて弾きまくって、卒業演奏をしただけのことですし
コンクールにしても
要するに、弾いてひいて弾きまくって、順位が付いただけのことですし
演奏活動にしても
要するに、弾いてひいて弾きまくって、演奏活動をしているだけですし
指導団体にしても
さらには
あなたのヴァイオリンがきちんと響かない決定的な理由』で書いたように
100m競争の練習や試合をする際に、一歩でも違えばタイムが変わることや
100m競争は100mで練習や試合をすることなど誰もが知っている一方で、
ヴァイオリン弾きはほとんどの人達が、弦長330mmとは知らなかったり確認せず
テキトーな弦長のまま左指が1mmでも違えば音程が変わるなどと言っていますが、
それではまるで
テキトーなトラックの長さのまま、一歩違うとタイムが変わると言っているような
ものです。
(ちなみに
子ども用の分数サイズの楽器の場合は弦長は330mmにはなりませんし
サイズも大人の楽器との内部の容積の比率で決めてはいても曖昧なものですが
子どもは大人よりも手指が小さい分、弦長を規定している基準は厳密であるべきで、
こうした点で、お子さんがヴァイオリンを習っている場合、お子さんが使っている
「その分数楽器の弦長は、どのように規定されるのですか?」という質問に対して
明確に答えられないような先生には、お子さんを習わせるべきではありません)
その結果
これも
『「音程に気を付けて」という台詞の無意味さ ~その1~』で書いたように
ヴァイオリンの音程の取り方と称して手の形や加減を論じていたり
ヴァイオリンの音程を取るのにチューナーやピアノを使っていたりしていますが、
これは譬えるに
四則演算のやり方と称して鉛筆を持つ手の形や筆圧を論じていたり
四則演算の計算法と称して電卓を使ったり計算結果の数表を眺めているのと同じで
それでは四則演算のやり方は学べない…というより教えていないように
それではヴァイオリンの音程の取り方は学べない…というより教えていないのです。
そして
学習者は弾いてひいて弾き捲らないと、それだけで怠けた気分になり
学習者は弾いてひいて弾き捲れないと、何かやる気がない気分になり
学習者は弾いてひいて弾き捲ることで、如何にも練習した気分になるのですが
そんなことをしていてもそれっぽい演奏技術ならぬ演奏偽術しか身に付かないことや
そうした点では
ヴァイオリンの学習とは名ばかりで、兎に角弾いてひいて弾き捲らせて
その進捗ぶりを楽しませる〇ズキ・メソードといい
ヴァイオリンの指導とは名ばかりで、兎に角弾いてひいて弾き捲らせて
あとはブランド信仰任せのトホホ学園(仮名)の惨状はG大でも同様で
(「素晴らしい」というのは下記サイトにもあるように
江戸時代には「ひどい」「とんでもない」という意味だったのです)
ですから
トホホ学園(仮名)子供のための音楽教室であろうが〇ズキ・メソードであろうが
トホホ学園(仮名)であろうが、さらにはG大であろうがG大附属高校であろうが
ヴァイオリンの音程の取り方など知らず習わず教えられない先生と生徒の集団なため
けれども
私のサイトのヴァイオリンの音程の取り方のページにも書いたように
ヴァイオリンは正しい音程で弾くことが難しい楽器とされていますが
バイオリンの音程の取り方は300年近い歴史の中で確立されていて
にもかかわらず
日本ではある理由からバイオリンの音程の取り方は音楽学校では教えないうえ
日本から留学した学生の殆どが正しい音程の取り方を学べない事情もあるため
プロや音大の先生までもがバイオリン本来の音程の取り方については不案内
なのです。
そして
『「音程に気を付けて」という台詞の無意味さ ~その1~』で書いたように
患者が症状を訴え苦しみ、そうしたことへの具体的な治療を求めても
具合の悪い箇所を指摘するだけで、それに対する個別具体的な治療は施さず
幾許かの能書きと「健康に気を付けて」でオシマイ…などということは
有り得ないのに
生徒が音程の悪さに苦しみ、そうしたことへの具体的な指導を求めても
音程の悪い箇所を指摘するだけで、それに対する個別具体的な指導は行わず
幾許かの能書きと「音程に気を付けて」でオシマイ…などということが
罷り通ってしまっているかといえば
それは病院での治療ほどにはヴァイオリンの指導が一般的ではないからです。
しかも
病気の場合
個別の症状に具体的な治療を施さなければ、それは偽医者だと思われるのは
個別の症状に具体的な治療を施せる医師が街中に沢山居るだけでなく
もしも街中の医師で対応できなければ大学病院で治療を受けられるからですが、
個別の音程に具体的な指導を施せなくても、それが偽教師だと思われないのは
個別の音程に具体的な指導を施せる教師が街中に殆ど居ないだけではなく
これが街中の教師だけではなく音楽大学でも指導できる先生が皆無という
更に信じられない状況にあるからなのです。
そうしたことから
私がかつて師事した歴史的名教師の三郎先生(鷲見三郎先生)も
トホホ(仮名)には「かつての寺小屋のような小まめな指導は見られなくなって
しまった」と数十年前に嘆かれていましたし
私がかつて師事した歴史的名教師の四郎先生(鷲見四郎先生)に至っては
トホホ(仮名)の「教授連中に“音程(の取り方)を教えなければダメだ”と
力説しているのに誰も耳を貸さず、中にはおせんべいを食べている者もいた(笑)」
と数十年前に話されていましたが
なにしろトホホ学園(仮名)だけのことはあって
そうしたトホホぶりが伝統として継承されるだけではなく年々パワーアップしている
のだと思います。
加えて
既述の集金システムは各地に有り、この記事で触れた総本山の
T女史は三郎先生の弟子であるということをプロフィールで謳っていますが、
三郎先生も四郎先生も生前、T女史に対しては異常なまでにアレルギー反応を
示されていたことの理由がようやくわかったような気がするとともに、
トホホ学園(仮名)には三郎先生や四郎先生の直弟子も残っていてこの有り様なので
三郎先生や四郎先生の弟子の弟子などとなると…と思わずには居られません。
けれども
市井のヴァイオリン教室の多くが更に酷い指導を繰り広げているのですから
それゆえトホホ学園(仮名)は腐っても鯛であり
と同時にトホホ学園(仮名)は腐っている鯛なので
そのように元から腐ってしまっているところに習いに行ったり
そのように元々が腐ってしまっている学校の出身者に習っても仕方ないのですが
信奉者にはそれが腐っているとはわからず
であればこそ私は
巷には、そのように本当にお気の毒な学習者が溢れているのだと思いつつ
せめて、私の所の門を叩いた生徒さん方には
私がかつて師事した三郎先生(鷲見三郎先生)や四郎先生(鷲見四郎先生)が
指導されていらしたようなヴァイオリンの本当のレッスンをしなければ…と
身の引き締まる思いがしました。
そして
音大生 演奏者 指導者の方へのレッスンのページにも書いたように
私の所には趣味で習う人達だけでなく、音大生、演奏者、指導者の方々も通っていて
そうした方々からもG大やトホホ学園(仮名)のトホホぶりを伺っているので
それ故、いっその事G大やトホホ学園(仮名)の教授連中が習いに来れば
嘗て三郎先生や四郎先生が行っていたヴァイオリンの本当のレッスンを学べるのに…
とまで思っている程です。
と同時に
トホホ学園(仮名)やG大やその他の学校の先生や出身者による、結局は弾き捲らせ
るばかり…というレッスン?ではなく、ヴァイオリンの本当のレッスンを受けたい
という方であれば、どなたでも歓迎します。
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カテゴリ: ヴァイオリン上達の指標