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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
有名なメーテルリンクの童話『青い鳥』(邦題『幸せの青い鳥』)は
チルチルとミチルの兄妹が幸せの青い鳥を求め様々な国を旅したものの
どの国でも見つけられずに家に帰ると、家で飼っていた鳥が幸せの青い鳥で、
幸せは身近にある…という内容です。
原作は日本で知られているものとは人物設定が違う…というのもさることながら
作中の青い鳥とは何か架空の特殊な鳥ではなく、原文にもtourterelle
(キジバト)、つまり日本でもよく見かける鳩だと書かれています。
と書くと
「ヴァイオリンに鳥がある、という時点で、日本語として破綻している」ですとか
「ヴァイオリンにも、身近な幸せがある、という意味?」と言われそうですが
前者の指摘は、言葉としては全くその通りなのですが
後者の指摘は、内容としては全く別のものになります。
などと書くと
「ヴァイオリンはギターのようなフレットがなくて音程を取るのが難しい」ですとか
「ヴァイオリンの難しさは、一にも二にも音程を取ること」という声とともに
私は
市中で教えられているヴァイオリンの音程の取り方は全く間違っている?!』で
文字の書き方も教えずに
・単に、文字をよく見ろ!
・形容詞 敬語 五十音 母音
・黙読しなさい 音読しなさい テキストの音読を聞け
・とにかく線形を書いてOCR(光学式文字読取装置)にかける
・鉛筆を持つ手の形 文字を書く姿勢 文脈を意識 原稿用紙のマスに書く …云々
などとだけ言われていたら
文字の書き方をどうして教えてくれないの?ということになりますよね。
と書きました。
音程の取り方も教えずに
・単に、音をよく聴け!
・ピタゴラス音律 純正律 開放弦から興す 主音からの音程
・頭の中の音 歌ってみなさい ピアノを叩いて
・左手の形 楽器を持つ姿勢 調性を意識 シールを使う …云々
などとだけ言われていたら
音程の取り方をどうして教えてくれないの?ということになりますよね。
と書きました。
そうではなく
「奥義秘伝」ならぬ「当然至極」な宝物とは?』で書いたように
ヴァイオリンは、正しい音程でよく響くポイントの[壺](つぼ ツボ)として
あらゆる音程において正しい音程を確定できるガイドを内在しているのです。
ヴァイオリンの音程の取り方と思っていた方法がいずれも間違っていて
ヴァイオリン自体が正しい音程を確定できるガイドを内在している有様は、
チルチルとミチルの兄妹が幸せの青い鳥をどの国でも見つけられずに家に帰ると
家で飼っていた鳥が幸せの青い鳥だった…という有名な童話とそっくりだと思い、
このような記事を書きました。
と同時に
ヴァイオリンはあらゆる音程を正しく確定できるガイドを内在していることから
「ヴァイオリンは正しい音程を正確に定めることができるので羨ましい」という
冒頭既述の社長さんの発言は、全くその通りなのです。
と書いてはみたものの
チルチルとミチルの兄妹が、なかなか簡単には青い鳥を見つけられなかったように
ヴァイオリンの中に、青い鳥としての正しい音程の[壺](つぼ ツボ)を見つけ
られるようになるには訓練が必要になることから、私の教室には音大生 演奏者
指導者の方へのレッスンというページもあるように、趣味で習う一般の方だけでなく
音大生(音楽大学生)、演奏者(プロ奏者)、指導者(ヴァイオリンの先生)
までもが習いに来ています。
そして
ヴァイオリンの練習方法と演奏テクニック』で書いたように、私は
歴史的名奏者のメニューイン、シェリング、スターン先生の教えを請う機会や
来日時のツィンマーマンの練習を四郎先生宅で具に聴く機会に恵まれたこともあり
世界的なヴァイオリニストの練習方法と演奏テクニックを知ることが出来ています。
それは
既述の世界的名奏者の方々は、一人残らず、
どのような時も、どのような曲においても、まずは
ゆぅ~~~っくりと、一音いちおん「拍節の[壺]」に向かって音を並べつつ
ユゥ~~~ックリと、一音いちおん「音程の[壺]」を確認しながら弾くという
そして
世界的名奏者の方々のみならず、私のような凡庸な者もそのように復習うことで
『ヴァイオリン学習者が確実かつ急速に上達する指導を巡る3つの思い』
で書いたように
美しい音が朗々と響くようになるだけでなく
それによって楽器もどんどん、どんどん、よく鳴るようになるうえに
あなたも
チルチルとミチルの兄妹が、家で飼っていた鳥こそが幸せの青い鳥だと気づき
そしてその青い鳥は架空の鳥ではなく、何と鳩であったと知るのと同じように、
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カテゴリ: 音程の[壺](つぼ ツボ)