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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
このブログの
あなたのヴァイオリン演奏が本当には上達しない5つの誤った情報』や
『パガニーニ指標』の記事で書いたように
“常識”とは
「健全な一般人が共通に持っている、または持つべき、普通の知識や思慮分別」
というのが辞書の上での定義であっても、実際には
「一般人が自らの立場で感じる、また思っている、表面的な印象や思い込み」
ですから
“常識”を大多数の人達の「共通認識」や「思い込み」と捉えると
「共通認識」という点では特定の社会や集団で如才なく振舞うのには便利でも
「思い込み」という点では往々にして…というよりも多くの事例において
そのため
“常識”的なことを主張すればするほど、多くの人達の賛同を得られるものの
“常識”というのは大多数の人達の「思い込み」のようなものであるために
“常識”と“事実”はますます乖離していき、それは専門的なことであればあるほど
つまり
世間一般においては、ヴァイオリンを正しい音程で弾こうとすると
ピアノのように音程が固定されておらず、ギターのようなフレットも無く
そうしたことから
世間一般においては
「ヴァイオリン[は]正しい音程で弾くのが難しい」と言う以前に
そもそもヴァイオリンにおける正しい音程というものを定義できていないため
チューナー ピアノ 歌ってみる 頭の中の音 主音から 開放弦から 純正律
ピタゴラス 単によく聴く といった本来のヴァイオリンの音程の取り方とは
一方
そもそもヴァイオリンにおける正しい音程というものが何かわかっているため
その点では迷うことは無い代わりに、演奏の際には、その正しい音程である
響くポイントとしての[壺](つぼ ツボ)から外れないように音程を取り
いわば
音程のクオリティを徐々に改善=なぁ~んとなく正しいと感じられる音程に近づける
という方法は、スカイツリーが目の前にあってもそれとわからずに
「初めの頃は、大きく違わず東京都まで行ければいい」ですとか
それに対して
正しい音程へのヒット率を改善=正しい音程への正答率をどれだけ上げられるか
という方法では、目指しているのがスカイツリーだとわかっているので
あとはスカイツリーに辿り着けるのか?辿り着けないのか?だけなのです。
ヴァイオリンの音程を取る際、ただ何となく正しい音程を狙うのではなく
ヴァイオリンの正しい音程の目的地はどこなのかを常に探し続けることで
その目的地は徐々に明確化し、最後にはスカイツリーを見つけるのと同じように
そしてこれこそが
「ヴァイオリン[は]正しい音程で弾くのが難しい」という“常識”と
「ヴァイオリン[を]正しい音程で弾くのが難しい」という“事実”の違いであり
この“事実”から学ぶことで『ヴァイオリンは正しい音程の[壺]で奏でると、
美しい音が朗々と響く』のです。
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カテゴリ: 音程の[壺](つぼ ツボ)