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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
その際
弓道では矢が的(まと)に当たることを中り(あたり)と書くことから
予想などが当たることを的(まと)に中る(あたる)=的中と言いますが
誰もが的(まと)を外さないように目指して射るとともに
矢を射ってみて的(まと)に外れずに当たっているかどうか、などということは
誰の目にも明らかです。
にもかかわらず
矢を射る姿勢ではなく矢が的(まと)に正しく当たっているかどうかについて
「弓道として表現力のある的中、美しい的中」だの
「防矢ネットや、アクリル板の中にある的中」だのと言っている人が居たりしたら
一体何を言っているの?と笑われてしまうに違いありません。
にもかかわらず
ヴァイオリンを奏でる姿勢ではなく正しい音程で奏でられているかどうかについて
「ピアノや、チューナーなどと、同一の音程」だのと言っている人が居たりしたら
一体何を言っているの?と笑われてしまうに違いありません。
と思いきや
矢を射る姿勢ではなく矢が的(まと)に正しく当たっているかどうかについて
「弓道として表現力のある的中、美しい的中」だの
「防矢ネットや、アクリル板の中にある的中」だのと言っていたら笑われるのに
ヴァイオリンを奏でる姿勢ではなく正しい音程で奏でられているかどうかについては
さらには
「不知正鵠」なためヴァイオリンの正しい音程が狙えない指導者?のなかには
とりあえず弾き通す…ということをさせてしまっている者も居たりしますが
一音いちおんしっかりと狙いながら学び重ね奏でることもせずに弾き通すのは
的(まと)を狙うこともせずに行き成り流鏑馬(やぶさめ)をしているようなもので
では
ヴァイオリンにおいて恰も[正鵠]を狙うかの如くに
ヴァイオリンにおける正しい音程を狙うということはどういうことかと言えば
それこそが
絶対音感でもなく相対音感でもなく線香花火音感?!』の記事などをはじめとして
このブログで何度もなんども書いているように
生徒さん方がヴァイオリンの響きで音程が取れるようになるのに伴って
「そうそう、天麩羅を揚げているような音が(微かに)聞こえますね」と言ったり
「そうそう、線香花火の音が(微かに)聞こえますね」と言うようになり
『ヴァイオリンの「弦の寿命」と「正しい音程」“線香花火音感”の正体』で書いた
「よく響くポイント」としての[壺]こそが[正鵠]であると言えます。
そうした[正鵠]としての[壺]の存在を学ぶことなくヴァイオリンを弾くことは
あたかも[正鵠]としての的(まと)の中心を見ることもなく弓を射るようなもので
あなたのヴァイオリンが上達しない決定的な理由』でも書いたように
有名音楽大学を卒業している方に対するレッスンの際に私が
「正しい音程が取れない…と、以前仰っていましたが、そもそも
正しい音程が何か?ということが、わかっていなかったのですよね」と言うと
その生徒さんは「その通りなんです」と言い、私が譬え話として
その生徒さんは「その通りで、せっかく音楽大学まで卒業しているというのに
今まで何をやっていたのか…」と、今では総ての音で響きを聴いて音程を確定できる
ですから
これもこのブログで何度も書いているように
短歌、詩、随筆、小説…などと、何れにしても文学として書くためには
日本語ならではの文字の書き方がわからなければ話にならないように
小品、ソナタ、協奏曲…などと、何れにしても音楽として弾くためには
さらに言えば
これもこのブログで何度も書いているように
「日本語の用例集というのは、日本語を正しく綴る練習をするための教本」であり
「日本語の用例集を使うなら、日本語の文字の読み書きができていないと使えない」
のと同じで
「音階練習の教本というのは、音程を正しく奏でるための練習をする教本」であり
「音階練習の教本を使うなら、音程の取り方がわかっていないと使えない」
のです。
では何故そのような状況にあるのかといえば
日本ではある理由からバイオリンの音程の取り方は音楽学校では教えないうえ
日本から留学した学生の殆どが正しい音程の取り方を学べない事情もあるからです。
そのため
ブログの記事の『文字の書き方も習わずに文章を綴る?
あなたのヴァイオリンが上達しない決定的な理由』でも書いたように
プロや音大の先生までもがバイオリン本来の音程の取り方については不案内で
歴史的に確立されている音程の取り方を教える教室は殆どありません。
さらに
バイオリンで重音の音程を取る際の[差音]は理屈や必要性が説かれるだけで
それを聴き取る具体的なレッスンをしている教室は全くと言っていいほど
ありません。
そうしたことから当教室では
趣味で習う一般の方だけでなく、専門家を目指す方や
音大生 演奏者 指導者の方へのレッスンにおいても
既述のような音程の取り方も含めて、伝統に則り
「正しい音程」 (正確な音程)
一音いちおん丁寧に各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
むしろ過度な練習や特訓は不要になり
正しいリズムにより躍動感と豊かな表現も得られるとともに
ヴァイオリンを奏でる本当の楽しみのページにも書いたように
今まで弾いていた曲は勿論、今まで弾きたいと思っていた作品の数々も
正しい音程の美しい響きで、無理なく安定して弾けるようになります。
と掲げてあります。
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カテゴリ: ヴァイオリン上達の指標