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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
事実
かつて師事した三郎先生は
(私達門弟は、鷲見三郎先生のことを、今でも尊敬を込めてこうお呼びします)
[ラ]の音を440Hzで調弦すると「もっと高く」と仰り
[ラ]の音を442Hzで調弦すると「もう少しだけ高く」と言われてましたが
これはただ単に、少し高めに調弦しておくことで音が目立つ…などといったことが
理由ではないのです。
さらに
かつて師事した四郎先生は
(やはり門弟達は、鷲見四郎先生のことを、今でも尊敬を込めてこうお呼びします)
私がアシスタントをしていた際に、音叉ではなくチャイムバーの利用を提唱し
複数の周波数のチャイムバーをご用意した際に
442Hzのチャイムバーでは「相当低い」と仰り
443Hzのチャイムバーでは「少し高い」と仰るので
さらに細かい周波数のチャイムバーもメーカー作製してもらい
442Hz
442.25Hz
442.5 Hz
442.75Hz
443Hzのチャイムバーを順に聴いていただいたところ
それぞれの周波数などは一切お伝えしていないにもかかわらず
442.75Hzのチャイムバーで納得されていました。
そして今現在
狛江教室でのレッスンの際には、この記事の冒頭で掲げた写真にもあるように
442.75Hzに起因する、それとは異なる周波数の音叉とバーチャイムを使って
調弦していますし
442.75Hzに起因する、それとは異なる周波数の音叉を特注※したものを
使っていただいています。
そうしたことから
『ヴァイオリンをより効果的に調弦するために』(当記事)※では
何故
440Hzを基準とすると
442.75Hzでの調弦が必要になるのか
ということについて
『ヴァイオリンをより効率的に調弦するために』(次の記事)※では
何故
442.75Hzに起因する別の周波数の音叉を使用しているのか
※
(なお
このブログはブログの目次のページにも記したように
レッスンを申し込まれる判断材料として
レッスン方針・レッスン形態のページなどとも併せてご覧いただくために
書いているものですので
この記事の範囲ではどなたにもご覧いただけるようにしましたが
この記事の続きは私の生徒さんが参照していただくために書いたことから
『ヴァイオリンをより効果的に調弦するために』(当記事) の後半とともに
『ヴァイオリンをより効率的に調弦するために』(次の記事)の後半でも
閲覧のためにはパスワードが必要になります)
ということで
440Hzを基準とすると、442.75Hzでの調弦が必要…と書くと
「少し高めに調弦すると、音が華麗に響くから」と考える人が居るかもしれませんが
「少し高め」というだけで、442.75などという数値は導けず
[ラ]の音の周波数を440Hzを基準としてヴァイオリンを奏でるためには
既出の
[ド][レ][ミ][ファ][ソ][ラ][シ][ド]の比率を見てみると
こうした音階における音程の比率が単純なものであることについて
『複合純正音律ピアノのすすめ』(音楽之友社)で著者の高橋彰彦氏は
「ほとんど物理数学の裏付けを持たなかった先人たちが、生理的音感だけで
立派な自然倍音律による音階を作り上げていたことは驚くべきことであると共に、
本能的に美しい物理学的法則に適合した方向に進む人間の感覚の確かさに、私は
(既述のように
このブログはブログの目次のページにも記したように
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カテゴリ: ツール