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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
そうしたなか
「狛江って何処?」という方も居るようなので
既掲の[狛江教室]のページだけではなく
私のサイトのレッスン形態 教室の場所 空き状況のページにも
周囲との位置関係がわかる図を掲出しています。
上掲の地図でもわかるように、狛江市というのは
東京都では隣接する調布市 隣接する世田谷区 三鷹市 府中市
杉並区 武蔵野市 中野区 渋谷区 目黒区
川崎市では多摩区 稲城市 高津区 宮前区 麻生区 などが近いにもかかわらず
上掲の地域“外”から通われている生徒さんが大勢いらっしゃり
[地域]ではなく、例えばヴァイオリンの音程の取り方といった[内容]で検索して
私の教室を見つけて通っている生徒さんが多いことがわかって来ました。
そして
ヴァイオリンの音程はパズルのピースをはめ込むように響きで確定できるのです』
のページをはじめとするこのブログの多くの記事で書いているように
私のレッスンを受ける際に、他の教室から移って来られた方々は皆さん異口同音に
それ迄ヴァイオリンの音程を取るのにチューナーを使ってしまっていた…ですとか
或いはヴァイオリンの音程を取るのにピアノを叩いて音を取らされていた…ですとか
左手の形や右手の加減ばかりで音程の取り方それ自体について指導されなかったので
何時までたっても音程が良くならなかった…などと嘆かれます。
さらに
ヴァイオリンの重音での音程の取り方の違い ~その1~』でも書いたように
多くのヴァイオリン教室を比較した後に、私の教室に来た生徒さん方だけでなく
世に広く一流と認められる音大を卒業した、プロの演奏者達や先生方までもが
私の指導を受けると
『日本ではある理由からバイオリンの音程の取り方は音楽学校では教えないうえ
日本から留学した学生の殆どが正しい音程の取り方を学べない事情もあるため
プロや音大の先生までもがバイオリン本来の音程の取り方については不案内で
バイオリンの本来の音程の取り方をレッスンする教室はほとんど無く
重音では差音による音程の聴き方を教える教室は皆無に等しい状況です。』
http://www1.ttcn.ne.jp/~paga252/violinkyoushitsu.htm
という私のサイトの記述は本当だったのですね…と、異口同音に驚かれます。
そして
私自身、他の教室では音程の取り方についてどのようなことをサイトに書いている
のだろうと思うとともに、既述のように[狛江教室]には都心や都外…というより
遠方から多くの生徒さんに通って来ていただいているので、そうした遠方の、ある
地域のヴァイオリン教室について検索してみました。
すると
“絶対音感”云々ということを掲げているヴァイオリン教室があったり
“相対音感”云々ということを書いているヴァイオリン教室があったり
“ソルフェージュ”を教えると記しているヴァイオリン教室があったりしましたが
確かに
“絶対音感”というものがあると、ヴァイオリンの音程を取るのに便利で
誰かとどこかで待ち合わせたとして
その待ち合わせ場所に行くために「土地勘」が役立つこともあるでしょうし
その待ち合わせ場所を調べる際に[地図を読む]ことも当然あるでしょうし
そうした地図の見方の一環として[地理学]が役立つこともあるのでしょうが
「今日は〇〇で待ち合わせ」という時に、例えば有名な渋谷のハチ公前の場合
都心に住んでいる人は、わざわざ[土地勘]を使って行く必要もなく
都心に住んでいる人が、わざわざ[地図を読む]こともしないでしょうし
都心に住んでいる人が、わざわざ[地理学]を勉強して行くこともないでしょうし
都心が初めての人なら、そこでは[土地勘]を使うことは最初から出来ませんし
都心が初めての人なら、あるいは[地図を読む]としても現地ではハチ公像を探し
都心が初めての人でも、その際に[地理学]を勉強して行く人は居ない筈です。
“絶対音感”でもなければ
“相対音感”でもなければ
“ソルフェージュ”を学ぶでもなく
線香花火の音こそが、最終的に取るべき音程を確定させる決め手となることから
この記事のタイトルを
線香花火音感?!』と書きました。
と書くと
「ヴァイオリンの音程を取るのには絶対音感が必要では?」ですとか
「ヴァイオリンの音程を取るのには相対音感を鍛えるのでは?」ということより
「ヴァイオリンもなにも、そもそも線香花火音感なんて聞いたことがないぞ!」
という声が聞こえて来そうですが(笑)私自身も全くその通りだと思うことから
『線香花火音感』とは題さずに
私も既述のように
“絶対音感”というものがあると、ヴァイオリンの音程を取るのに便利で
“相対音感”というものを使うと、ヴァイオリンの音程を取るのに有益で
“ソルフェージュ”を学ぶことは、ヴァイオリンの音程を取るのに有用と思いますが
“絶対音感”があれば「ある程度」のヴァイオリンの音程を取るのに便利で
“相対音感”の場合も「ある程度」のヴァイオリンの音程を取るのに有益で
ということは
ヴァイオリンの音程を「ある程度」の音程として取る=曖昧な音程ではなく
ヴァイオリンの音程を「その一点」として確定させる=正確な音程で取りたい
ということになると
“絶対音感”は便利でも、それによってヴァイオリンで正確な音程は取れず
“相対音感”を鍛えても、それによってヴァイオリンで正確な音程は取れず
では
“ソルフェージュ”でもない
“線香花火音感”とは何か?となると
このブログの他の記事をご覧になった方は、もう予想が付くと思いますが
このブログのこの記事を初めてご覧になる方のために書くと
[ピアノ]という楽器の名称が本来は[ピアノフォルテ]であるのと同じように
https://ja.wikipedia.org/wiki/ピアノ#名称
“線香花火音感”は正確には“天婦羅・線香花火音感”ということになります。
そして
それが何かと言えば
このブログで何度もなんども書いているように
生徒さん方がヴァイオリンの響きで音程が取れるようになるのに伴って
「そうそう、天麩羅を揚げているような音が(微かに)聞こえますね」と言ったり
「そうそう、線香花火の音が(微かに)聞こえますね」と言うようになり
そしてこれこそが
ヴァイオリンは総ての音程において響きを聴いて正しい音程が取れることの一環で
最もよく響くポイントを探し当てた際に聴かれる響きのことを指しているとともに
ヴァイオリンの音程はパズルのピースをはめ込むように響きで確定できるのです』
で書いたように
それはまさしく音程が「見えるか?」と求めるかの如き取り組みで、それにより
さらにいえば
ヴァイオリンは響きを聴いて正しい音程が取れる楽器であるということは
ヴァイオリンの音程は豊かな響きによって得られるということにもなり
ですから
ヴァイオリンは正しい音程で弾いてこその楽器であり音色なのであって
ヴァイオリンの正しい音程の取り方も知らずに楽器だの音色だのと論じるのは
料理を作る際の正しい調理の手順等も知らずに道具だの風味だのと言っている
のと同じようなものです。
料理を作る際の正しい調理の手順等も知らずに道具だの風味だのと興じると楽しく、
むしろそうした正しい調理の手順等を踏まえず道具だの風味だのと論じるほうが
ただの鼻元思案を深慮遠謀の如くに見せたり、泰山北斗の如くに装えたりしますが、
ヴァイオリンの正しい音程の取り方も知らずに楽器だの音色だのと興じると楽しく、
むしろ演奏時の正しい音程の取り方も踏まえず楽器だの音色だのと論じるほうが
ただの鼻元思案を深慮遠謀の如くに見せたり、泰山北斗の如くに装えたりしますが、
ところが
『音程を教えるのは低俗? 音楽を騙るのは高尚?』で書いたように
ヴァイオリンは響きを聴いて音程を確定できる…という本来の手法が忘れられたため
ヴァイオリンならではの音程の取り方というものは
音程=左手の運指と、響き=右手の運弓の指導も伴う点で“技術”に精通し
そして
『ヴァイオリンの「弦の寿命」と「正しい音程」“線香花火音感”の正体』で書いた
[壺]による「正しい音程」の判断方法も、かつてはヴァイオリンの関係者であれば
誰もが知る当然の判断方法でしたが、それもまた忘れられてしまったのです。
そのため
ヴァイオリンという自ら音程を作る作音楽器では音程の取り方は基礎中の基礎で
その指導には正確な知識と緻密な観察に基づく訓練の反復が必須にもかかわらず
そうした指導を受けられない者や、そうした指導を受けたことがない者が巷に溢れ
兎に角ひいて弾いて弾きまくって徐々にそれっぽい音程に近づけているような人が
アマチュアのみならず音大卒生やプロのなかにも大勢居る事態に陥りました。
しかも
『「音程に気を付けて」という台詞の無意味さ ~その1~』で書いたように
病気の場合
個別の症状に具体的な治療を施さなければ、それは偽医者だと思われるのは
個別の症状に具体的な治療を施せる医師が街中に沢山居るだけでなく
もしも街中の医師で対応できなければ大学病院で治療を受けられるからですが、
個別の音程に具体的な指導を施せなくても、それが偽教師だと思われないのは
個別の音程に具体的な指導を施せる教師が街中に殆ど居ないだけではなく
これが街中の教師だけではなく音楽大学でも指導できる先生が皆無という
更に信じられない状況にあるからなのです。
そうしたなか
あなたのヴァイオリンが上達しない決定的な理由』でも書いたように
音楽大学を出たという人は、それだけで演奏者として活動していたり
音楽大学を出たという人は、それだけで指導者としてレッスンしていたり
何かしらのコンクールでの入賞や、プロとしての演奏経験や、指導団体への所属が
恰も国家試験を受けて合格して、さらに研鑽と経験を積んだことに該当する
かの如くにプロフィールに綴っている人も居ますが
音楽大学というのは
要するに、弾いてひいて弾きまくって、入学試験を受け
要するに、弾いてひいて弾きまくって、卒業演奏をしただけのことですし
コンクールにしても
要するに、弾いてひいて弾きまくって、順位が付いただけのことですし
演奏活動にしても
要するに、弾いてひいて弾きまくって、演奏活動をしているだけですし
指導団体にしても
既述のようなヴァイオリンの本来のレッスンを受けたことがないために
ヴァイオリンの音程は響きを聴くことで確定させられるという本来の手法を知らずに
ヴァイオリンの音程をチューナーで取ったり取らせたりする指導者まで現れましたが
さらに
既述のようにヴァイオリンの本来のレッスンを受けた人達であれば
ヴァイオリンで正しい音程が取れると美しい音が響くことや、そうした音に対して
「そうそう、天麩羅を揚げているような音が(微かに)聞こえますね」と言ったり
「そうそう、線香花火の音が(微かに)聞こえますね」と言うことがわかる一方で
ヴァイオリンのそうした正しいレッスンを受けたことのない者のなかには
正しい音程が取れた際に天麩羅を揚げているような音が微かに聞こえる=潰れた音
けれどもそれは
ヴァイオリンの本来の音程の取り方を知らずわからず習えていないが故のことで
ヴァイオリンの本来の音程の取り方というのは、既出の私のサイトの
ヴァイオリンの音程の取り方のページにも書いたように
重音、旋律、旋律の前後関係において同じ音符でも音程が異なるものの
何れの場合も最も良く響くポイントとして音程を定めることができるので
それぞれに相応しい音程を、そうしたポイントから一音いちおん選び取る
ものであり、その判断基準こそが既述の天婦羅や線香花火の音なのです。
そして
そうしたヴァイオリン本来の音程の取り方を習うことによって
『何が正しいのかが常にわかるバイオリン教室 ヴァイオリンレッスン』
のページでも書いたように、ゴールが常に明確にわかるようになることで
正しい音程のキチンとした演奏を確実に習得できるとともに
その際
ただし正しい音程の選び方は一択』で書いたように
初心者の生徒さんの場合「あっ、この音なんだ!」などと言ったり
鍵盤楽器奏者や経験者は「あっ、こう違うんだ!」などと言ったり
プロ奏者や先生方の場合「あっ、こっちの音だ!」などと言ったりと
生徒さんの習熟度合いや経験の違いにより反応は三者三様ではあるものの、
あなたも
目的地に行くのに地図を見ませんか?…ではなくて
こちらの記事もご覧ください。
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カテゴリ: ヴァイオリン上達の指標