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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
私に対しては
あなたがいつまでもヴァイオリンをきちんと弾けない理由』で書いたように
幼児の女の子の生徒さんが思わず「イワモト先生~、やさしい先生」とレッスン中に
声をかけてくれたりするので、少なくとも私のレッスンは“おっかない”
ということはないようです(笑)
その代わり
『“騒音”は自然な行為から “美音”は不自然な行為から生まれる
あなたがヴァイオリンの練習で勘違いしていること ~その1~』で書いたように
色々なことも含めて持久力という点では周囲から「物凄い」と呆れられつつ(笑)
私を知る周囲の人達からはよく「せっかちでお節介」と言われたりしていますが、
そうした圧倒的な持久力を伴う「せっかちでお節介」なお陰で、才能が無いなりにも
ヴァイオリンを学び奏でることにおいては、一定の結実が得られているとともに
ヴァイオリンを教えるレッスンにおいては、相当の結果が得られているのではないか
と思っています。
そうしたなか
『チューナー(チューニングメーター) 実は笑撃的な装置!?』でも書いたように
私のレッスンを受ける際に、他の教室から移って来られた方々は皆さん異口同音に
それ迄ヴァイオリンの音程を取るのにチューナーを使ってしまっていた…ですとか
或いはヴァイオリンの音程を取るのにピアノを叩いて音を取らされていた…ですとか
左手の形や右手の加減ばかりで音程の取り方それ自体について指導されなかったので
何時までたっても音程が良くならなかった…などと嘆かれます。
さらに
ヴァイオリンの重音での音程の取り方の違い ~その1~』でも書いたように
多くのヴァイオリン教室を比較した後に、私の教室に来た生徒さん方だけでなく
世に広く一流と認められる音大を卒業した、プロの演奏者達や先生方までもが
『日本ではある理由からバイオリンの音程の取り方は音楽学校では教えないうえ
日本から留学した学生の殆どが正しい音程の取り方を学べない事情もあるため
プロや音大の先生までもがバイオリン本来の音程の取り方については不案内で
バイオリンの本来の音程の取り方をレッスンする教室はほとんど無く
重音では差音による音程の聴き方を教える教室は皆無に等しい状況です。』
http://www1.ttcn.ne.jp/~paga252/violinkyoushitsu.htm
という私のサイトの記述は本当だったのですね…と、異口同音に驚かれます。
では
私のレッスンを受ける前には、ヴァイオリンで正しい音程が取れないと嘆かれ
私のレッスンを受けた後には、ヴァイオリンで正しい音程が取れると喜ばれる
のは何故かといえば、それは、音程というパズルのピースが見えなかったのが
けれども
あなたのヴァイオリン演奏が本当には上達しない5つの誤った情報』
で書いたように
ヴァイオリンにはフレットが無いので、音程を取るのが難しい…といったことが
“常識”としての「共通認識」かもしれませんが、実はそれは音程の取り方を知らない
ために生まれた「思い込み」としての幻想で、響きで音程を確定できるというのが
左手や右手やチューナーやピアノといった、音程の取り方それ以前の方法や
開放弦の共鳴音などで音程を取るといった、音程の取り方の部分的な方法や
歌うだの頭の中の音だの個性云々といった、音程の取り方が未修得ゆえの鼻元思案を
ヴァイオリンの音程の取り方それ自体であるかの如くに解してしまっているために
ヴァイオリンは、ギターのフレットのようなものが指板にないので、音程を取る際に
パズルのピースのようには明確にわからない…と思われているだけで、実際には
では
ヴァイオリンは、ギターのフレットのようなものが指板にないにもかかわらず、
パズルのピースのように、明確に取るべき音程がわかり、それを正しくはめることで
パズルを完成させるように、正しい音程で楽曲を弾くことができるようになるのは
どのような状態かといえば、それはまさに既掲のようにパズルのピースにおいて
といっても
ウィキペディアによると見える化(みえるか)とは、
企業や組織における財務、業務、戦略などの活動実態を具体化し、
客観的に捉えられるようにすることである。 企業活動の分野以外でも、
「見える化」という表現が用いられることがある。
「見える化」はトヨタの造語であり、本来は「可視化」というべきだそうですが
https://ja.wikipedia.org/wiki/見える化
ヴァイオリンの場合の「見える化」は左指で押さえるのを見る…ということではなく
ヴァイオリンの音程は響きを聴いて確定させられ、求める音程が見えるかの如くに
ハッキリとわかるのが「見える化」だと言えます。
具体的には
このブログで何度もなんども書いているように
生徒さん方がヴァイオリンの響きで音程が取れるようになるのに伴って
「そうそう、天麩羅を揚げているような音が(微かに)聞こえますね」と言ったり
「そうそう、線香花火の音が(微かに)聞こえますね」と言うようになり
絶対音感でもなく相対音感でもなく線香花火音感?!』でも書いたように
ヴァイオリンでは同じ音符でも重音、旋律、旋律の前後関係で音程が異なりますが
何れの音程にするのかは線香花火の音がする音程から選べばいいと言うことです。
そしてこれこそが
ヴァイオリンは総ての音程において響きを聴いて正しい音程が取れることの一環で
最もよく響くポイントを探し当てた際に聴かれる響きのことを指しているとともに
それはまさしく音程が「見えるか?」と求めるかの如き取り組みで、それにより
ところが
『音程を教えるのは低俗? 音楽を騙るのは高尚?』で書いたように
ヴァイオリンは響きを聴いて音程を確定できる…という本来の手法が忘れられたため
ヴァイオリンならではの音程の取り方というものは
音程=左手の運指と、響き=右手の運弓の指導も伴う点で“技術”に精通し
同じ音符でも、複数の音程から最適な音程を選択する点で“音楽”に精通した者
即ち本当に音楽を知る者が教えられるということも忘れられてしまったのです。
さらに
『ヴァイオリンの「弦の寿命」と「正しい音程」“線香花火音感”の正体』で書いた
[壺]による「正しい音程」の判断方法も、かつてはヴァイオリンの関係者であれば
誰もが知る当然の判断方法でしたが、それもまた忘れられてしまったのです。
ヴァイオリンという自ら音程を作る作音楽器では音程の取り方は基礎中の基礎で
その指導には正確な知識と緻密な観察に基づく訓練の反復が必須にもかかわらず
そうした指導を受けられない者や、そうした指導を受けたことがない者が巷に溢れ
兎に角ひいて弾いて弾きまくって徐々にそれっぽい音程に近づけているような人が
アマチュアのみならず音大卒生やプロのなかにも大勢居る事態に陥りました。
しかも
『「音程に気を付けて」という台詞の無意味さ ~その1~』で書いたように
病気の場合
個別の症状に具体的な治療を施さなければ、それは偽医者だと思われるのは
個別の症状に具体的な治療を施せる医師が街中に沢山居るだけでなく
もしも街中の医師で対応できなければ大学病院で治療を受けられるからですが、
個別の音程に具体的な指導を施せなくても、それが偽教師だと思われないのは
個別の音程に具体的な指導を施せる教師が街中に殆ど居ないだけではなく
これが街中の教師だけではなく音楽大学でも指導できる先生が皆無という
更に信じられない状況にあるからなのです。
そうしたなか
あなたのヴァイオリンが上達しない決定的な理由』でも書いたように
音楽大学を出たという人は、それだけで演奏者として活動していたり
音楽大学を出たという人は、それだけで指導者としてレッスンしていたり
何かしらのコンクールでの入賞や、プロとしての演奏経験や、指導団体への所属が
恰も国家試験を受けて合格して、さらに研鑽と経験を積んだことに該当する
かの如くにプロフィールに綴っている人も居ますが
音楽大学というのは
要するに、弾いてひいて弾きまくって、入学試験を受け
要するに、弾いてひいて弾きまくって、卒業演奏をしただけのことですし
コンクールにしても
要するに、弾いてひいて弾きまくって、順位が付いただけのことですし
演奏活動にしても
要するに、弾いてひいて弾きまくって、演奏活動をしているだけですし
指導団体にしても
既述のようなヴァイオリンの本来のレッスンを受けたことがないために
ヴァイオリンの音程は響きを聴くことで確定させられるという本来の手法を知らずに
ヴァイオリンの音程をチューナーで取ったり取らせたりする指導者まで現れましたが
さらに
既述のようにヴァイオリンの本来のレッスンを受けた人達であれば
ヴァイオリンで正しい音程が取れると美しい音が響くことや、そうした音に対して
「そうそう、天麩羅を揚げているような音が(微かに)聞こえますね」と言ったり
「そうそう、線香花火の音が(微かに)聞こえますね」と言うことがわかる一方で
ヴァイオリンのそうした正しいレッスンを受けたことのない者のなかには
正しい音程が取れた際に天麩羅を揚げているような音が微かに聞こえる=潰れた音
けれどもそれは
ヴァイオリンの本来の音程の取り方を知らずわからず習えていないが故のことで
ヴァイオリンの本来の音程の取り方というのは、既出の私のサイトの
ヴァイオリンの音程の取り方のページにも書いたように
重音、旋律、旋律の前後関係において同じ音符でも音程が異なるものの
何れの場合も最も良く響くポイントとして音程を定めることができるので
それぞれに相応しい音程を、そうしたポイントから一音いちおん選び取る
ものであり、その判断基準こそが既述の天婦羅や線香花火の音なのです。
そして
そうしたヴァイオリン本来の音程の取り方を習うことによって
『何が正しいのかが常にわかるバイオリン教室 ヴァイオリンレッスン』
のページでも書いたように、ゴールが常に明確にわかるようになることで
正しい音程のキチンとした演奏を確実に習得できるとともに
あなたも
線香花火を楽しみませんか?…ではなくて
パズルを楽しみませんか?…でもなくて
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カテゴリ: ヴァイオリン上達の指標