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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
この記事のタイトルに掲げたヴァイオリンにおける「弦の寿命」と「正しい音程」も
まさにその「つぼ」や「ツボ」と表記されている[壺]こそが重要であり、
具体的には
総ての弦が
あなたのヴァイオリンがきちんと響かない決定的な理由』の記事で書いた弦長に
なるように駒の位置を正しく揃えたうえで
4の指であれば第11ポジション
3の指であれば第12ポジションの位置でフラジオレットを
G線→D線→A線→E線の順に弾いてみます。
従って
既述のように
[壺]の位置の間隔が狭まることで微細な差異を判別できるハイポジションで
[壺]がズレていると発音されないことで明確に判別できるフラジオレットを弾いて
フラジオレットが発音される[壺]が真横に揃わずズレてくると、すなわちそれは
このような「弦の寿命」の判断方法は、かつてはヴァイオリンの関係者であれば
誰もが知る当然の判断方法であったにもかかわらず、現在ではそれを知る者が減り
例えば、切れてしまった時が寿命とか(まあ、当然と言えば当然ですが(笑))
例えば、発表会の前には交換するとか(大抵の先生が、こうみたいです(笑))
例えば、あの弦なら何か月くらいとか(ネット情報の多くが、これです(笑))
更には、はじいて響きの音程が変わる(もはや奇妙奇天烈奇怪至極です(笑))
などとするような者が指導者?のなかにまでいる事態に至っているのは
『温故知新 ~その1~』で書いたように
ヴァイオリンに関して中途半端に首を突っ込んだだけでしかないためで
[壺]が何なのかもわからずに首を突っ込んでいる下掲の猫と同じです。
また
既述の「弦の寿命」をフラジオレットが鳴る[壺]で判断したのと同様に取る
などと書いたりすると
「フラジオレットが鳴る場所は弦の整数分の一の距離にある場所」なので
「そうした[壺]での判断では、純正律のみの音程になってしまう」などと言い出す
人が居るに違いありません。
(なお
よく響くポイントを簡略的に示したもので、上掲以外にも響くポイントがあります)
として示した「よく響くポイント」こそが、そうした[壺]に他ならないのです。
そしてこれこそが
絶対音感でもなく相対音感でもなく線香花火音感?!』の記事などをはじめとして
このブログで何度もなんども書いているように
生徒さん方がヴァイオリンの響きで音程が取れるようになるのに伴って
「そうそう、天麩羅を揚げているような音が(微かに)聞こえますね」と言ったり
「そうそう、線香花火の音が(微かに)聞こえますね」と言うようになり
ということなのです。
そして
ただし正しい音程の選び方は一択』で書いたように
チューナーでいくら音程を測ってみても、それは結果に対する確認であるように
純正律やピタゴラス音律というのもまた、それも結果に対する理屈であり
主音からの音程だの、開放弦から興すというのも、結果に対する理屈と確認に過ぎず
ですから
ヴァイオリンで「正しい音程」を得るには
『ヴァイオリンの音程を確定させるのは絶対音感でもなく相対音感でもなく
線香花火音感?!』で書いた線香花火音感こそが必須であり、
その線香花火音感とは、まさにこうした[壺]を見つけることに他ならないのです。
このような「正しい音程」の判断方法も、かつてはヴァイオリンの関係者であれば
誰もが知る当然の判断方法であったにもかかわらず、現在ではそれを知る者が減り
やれ、歌ってみる…ですとか
やれ、頭の中の音…ですとか
あるいは、開放弦から興す…ですとか
はては、純正律がどうこう…ですとか
さらに、ピタゴラス音律が…などということを宣っているだけなのもまた
『温故知新 ~その1~』で書いたように
ヴァイオリンに関して中途半端に首を突っ込んだだけでしかないためで
[壺]が何なのかもわからずに首を突っ込んでいる下掲の猫と同じです。
さらに
『「弦のトホホ」(仮名)というブランドの有名無実ぶり』でも書いたように
トホホ学園(仮名)でもG大でも
音楽大学というのは
要するに、弾いてひいて弾きまくって、卒業演奏をしただけのことですし
コンクールにしても
要するに、弾いてひいて弾きまくって、順位が付いただけのことですし
演奏活動にしても
要するに、弾いてひいて弾きまくって、演奏活動をしているだけですし
指導団体にしても
よろしければ、こちらもご覧ください。
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カテゴリ: ヴァイオリン上達の指標