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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
グリム童話の『ヘンゼルとグレーテル』は
父親が継母の言いなりになり、貧困の口減らしで木こりを使って森の奥に捨てられた
ヘンゼルとグレーテル兄妹が、最初は白い石を道すがら落として目印にし帰宅するも
次は石が集められずパンくずを落としたものの鳥たちに食べられ目印を失ったために
森を彷徨い、お菓子の家を見つけ老婆に招かれるものの実は魔女で、兄妹を食べよう
とした魔女を退治して、魔女の財宝を手にして家に帰る…というあらすじです。
にもかかわらず
そもそも[差音]による既掲のような調弦でのやり方など知らず習わずわからない
そもそも[差音]による既掲のような重音の音階練習など知らず習わずわからない
そもそも[差音]でヴァイオリンの響きが豊かになるなど知らず習わずわからない
さらに例えば
の音についても
の音を
ヴァイオリンの正しい音程の取り方を習うことの大切さ』で書いたように
単に弾ける人が、生徒として、とにかく自身で復習いまくって卒業するまでの間
そのため
音楽大学に行く人は、なぁ~んとなく達者に弾けた人だけが入学できて
音楽大学に行っても、なぁ~んとなく達者に弾ける先生が感性の赴くままに語り
音楽大学を出た人も、なぁ~んとなく達者に弾いて先生風を吹かせるだけで(笑)
ヴァイオリンは自ら音程を作らなければいけない作音楽器であるにもかかわらず
音程の取り方など学ばず知らずわからず、ただ単に感性の赴くままに弾きまくるため
文字の書き方も教えない国語の授業など有り得ないのに
その結果
そもそも「ド」の音程を、どのように使い分ける…ということも習わなければ
そもそも「ド」の音程を、そのように使い分ける…ということも知らなければ
と書くと
何故いきなり「お尻の揺れ方」などと書いたのかわからないと思いますが、
それは
私も師事した鷲見三郎先生門下では大先輩…というよりも大々々…先輩に当たる
渡邉暁雄氏が創設した日本フィルハーモニー交響楽団の二代目のコンサートマスター
ルイ・グレーラー氏が書かれた『ヴァイオリンはやさしく音楽はむずかしい』という
例えば、少年時代に会ったハイフェッツに楽器の構え方を意見してしまった話や
例えば、NBC交響楽団時代のトスカニーニの話や
例えば、カール・フレッシュとエルマンのヴァイオリンの「音」の話や
例えば、ワルター指揮コロンビア交響楽団のベートーヴェンの『第九』の話や
(ペーパーバック)
かつてのヴァイオリンの師のお嬢さんが幼かった頃「パパ、ほら見て!私、
ビブラートできたわ」と急に部屋に入ってきたものの、実はゆれているのは
お尻だけだった…という話に因んでいます。
私は
『「エンカ」でも「擦る」でもないビブラート(ヴィブラート)の練習方法』で
音楽之友社から日本語訳が出版された
『GOLA VIBRATO for violin』
(ズデニェク・ゴラ/ヴィブラート教本 ヴァイオリンのための)では
やわらかくなめらかな腕の脱力(当該書籍訳文のまま)がなくなるので
ヴァイオリンを習い始めて数か月で練習を始めるべきだと書かれているものの
の音についても
ヴァイオリンは総ての音程においてそのように響くポイントで正しい音程を認識でき
もっとも響くポイントの音程が「Best」 で
響く範疇で多少上下での音程が「Better」だとすると
挙句の果てには
ヴァイオリンの音程の[壺]を探せないチューナーを使い続けていると
ヴァイオリン本来の音程の取り方ができないばかりか、ヴァイオリンの音程の[壺]
既述の「ゆれているのはお尻だけだった」という状態と同じでしかないのです。
けれども
ヴァイオリンの場合は、『ヴァイオリンが正しい音程の美しい音で弾ける
「奥義秘伝」ならぬ「当然至極」な宝物とは?』で書いたように
ヴァイオリンそれ自体に正しい音程でよく響くポイントの[壺](つぼ ツボ)
という財宝が眠っているのですから、それを手にするガイドをしてもらえないのなら
だからこそ
私の教室には音大生 演奏者 指導者の方へのレッスンというページもあるように、
趣味で習う一般の方だけではなく音大生(音楽大学生)、演奏者(プロ奏者)、
指導者(ヴァイオリンの先生)までもが音程の取り方を学ぼうと習いに来ています。
ヴァイオリンにおける財宝のありかや探し方のヒントは既述した通りなので、
ヴァイオリンの学習者の方々にあっては、その先生の肩書や尤もらしい発言といった
お菓子の家に惑わされることなく、ヴァイオリンにおける財宝を手にしてほしいと
思います。
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カテゴリ: 音程の[壺](つぼ ツボ)