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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
私は時々
「シャンデリア と10回言うと シンデレラ と言えなくなるよね」と言ったうえ
「シャンデリア と10回言ってもシンデレラ と言える自信がある?」と問い
「シャンデリア と10回言ってもシンデレラ と必ず言えるよね?」と念を押して
シャンデリア
シャンデリア
シャンデリア
シャンデリア
シャンデリア
シャンデリア
シャンデリア
シャンデリア
シャンデリア
シャンデリア と10回言わせた直後に
「毒リンゴで眠らされたのは?」と問うと、思わず「シンデレラ」と答えた相手に
「正解は白雪姫」と言うことがあります(笑)
というのはオヤジギャグの類だとしても
人というのは往々にして思い込みに影響されてしまう…というよりも
人というのは大抵の事で思い込みこそが価値基準となりがちだと思いますし
ヴァイオリンは正しい音程で弾くのが難しい!?』でも書いたように
「みんなが思っていることは、その分野の専門家の考え方や実際と違う」という形で
『“常識”≠“事実”』を経験したことが、どなたにもあると思います。
何故なら
「奥義秘伝」ならぬ「当然至極」な宝物とは?』で書いたように
ヴァイオリンは、正しい音程でよく響くポイントの[壺](つぼ ツボ)として
あらゆる音程において正しい音程を確定できるガイドを内在しているのです。
『ヴァイオリン奏者必読!正しい調弦(チューニング)方法とは?』でも書いた
ヴァイオリン演奏の出発点である調弦(チューニング)においてさえも
けれども状況はさらに深刻です。
それは
市中で教えられているヴァイオリンの音程の取り方は全く間違っている?!』 や
『『幸せの青い鳥』ヴァイオリンを「正確な音程」の「美しい音」で朗々と奏でる』で
例示したように
もしも国語の授業で
文字の書き方も教えずに
・単に、文字をよく見ろ!
・形容詞 敬語 五十音 母音
・黙読しなさい 音読しなさい テキストの音読を聞け
・とにかく線形を書いてOCR(光学式文字読取装置)にかける
・鉛筆を持つ手の形 文字を書く姿勢 文脈を意識 原稿用紙のマスに書く …云々
などとだけ言われていたら
それと同じで
音程の取り方も教えずに
・単に、音をよく聴け!
・ピタゴラス音律 純正律 開放弦から興す 主音からの音程
・頭の中の音 歌ってみなさい ピアノを叩いて
・左手の形 楽器を持つ姿勢 調性を意識 シールを使う …云々
などとだけ言われていたら
と書くと
既述のように、正しい音程の[壺]を探せないチューナーを使わされてしまう人達や
上記のように、左手の形、姿勢、調性etc.といった的外れな指導をされている人達が
ガラスの靴を永遠に履けないというのは、一体どういうこと?と思われるでしょうが
これはグリム童話『灰かぶり姫』(シンデレラ)に登場する金の靴のことですが、
ここでは“常識”に倣ってガラスの靴にしておきます。
さらに
王妃になれば歩かずに済むという継母の命令で、義理姉達が爪先や踵を切り落として
履いて金の靴の中が血まみれということを、ここでも二羽の白い鳩に見破られたり、
シンデレラと王子の結婚式では、義理姉達がここでも二羽の白い鳩に目を刳り貫かれ
失明するなど、二羽の白い鳩が大活躍、というよりかなりグロテスクです。
既述のように、正しい音程の[壺]を探せないチューナーで調弦や指導をする者や
上記のように、左手の形、姿勢、調性etc.といった的外れな指導をする者達のもと
ヴァイオリンを正しい音程の美しい音で奏でられないでいる学習者達というのは
ヴァイオリンを正しい音程の美しい音で奏でる方法を知っている私の目からすると
継母と2人の義理姉に虐げられ続けているシンデレラのように見えてしまうのです。
さらには
そのような本来の奏法を知らない人達は『桜を愛でるかの如くにヴァイオリンを
正しい音程の美しい音で朗々と響かせられない人達』でも書いたように
「悲歌を歌い続けると、やがて悲歌を歌うことが喜びになる」かのように
ヴァイオリンは演奏するのが不安定で難しい…と捉えていた筈がやがて
ヴァイオリンは演奏するのが不安定で難しいから好き…ですとか、さらには
残念ながら童話とは違い現実の世界では
シンデレラを虐げた義理姉達のように、チューナーだの、手の形だの、姿勢だのと
知らないが故とはいえ結果的に学習者達を虐げている者の目は鳩に刳り貫かれず、
シンデレラのように舞踏会で踊って気に入られ、残した靴を手掛かりに探しに来て
くれた王子様と結婚…という、まさにシンデレラストーリーは起きません。
趣味で習う一般の方だけでなく、音大生(音楽大学生)、演奏者(プロ奏者)、
指導者(ヴァイオリンの先生)の方々においても、この記事を読んでいる方であれば
シンデレラが虐げられ続けていたように、本来の奏法を学べないまま終わるのか?
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カテゴリ: 音程の[壺](つぼ ツボ)