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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
ある女優さんが、美貌の維持のため、ああしている…という話や
あるモデルさんが、体形維持のため、こうしている…という話をしてくれた際に
ヴァイオリン弾きは何を?と尋ねられ、毎日欠かさず練習していること以外に
ひとつには、物理的に聴力を損ねる、あれ(「ノイズ…ン」)は耳にせず
ひとつには、定期的な聴力検査を欠かさないようにするとともに
ひとつには、恒常的に聴力維持用に、あれを欠かさないようにしている…
と話すと「そうなんだ」と納得してもらえました。
それは
ヴァイオリンに響きを持続させるパーツ』で書いた、ネットの情報を掻き集めては
専門家を装う異常者は、「フィンガーアダプター」「運指が養子」という謎の強弁や
『美しい海と海岸を取り戻す ヴァイオリンは正しい音程の[壺]で奏でると、
美しい音が朗々と響く』で引用したテキトーな回答に留まらず、ヴァイオリンの
弦で[差音]が響く寿命は短いという強弁もしていたと、これもまたネットの情報に
詳しい生徒さんが教えてくれた際には、その生徒さんと共に大笑いしました(大笑)
というのも
第一線で活躍中のプロの生徒さんでも数カ月、趣味で習っている生徒さんも一年以上
経っても、さらに極端なことをいえば正しい音程で重音を弾いて音さえ出ていれば、
既に交換すべき寿命が来ている市販の普通の弦でさえ[差音]をきちんと認識できる
からです。
そのような[差音]が響く寿命以前に、弦を交換すべきタイミングについて
都内のある弦楽器店に行った生徒さんは、店員さんがお客さんに対して
「弦も毛替えも、一年程度でするといいですね」というテキトーな回答をして
いたと憤慨していました。
けれども
『ヴァイオリンの「弦の寿命」と「正しい音程」“線香花火音感”の正体』
で書いた「弦の寿命」の判断方法は、かつてはヴァイオリンの関係者であれば
当然誰もが知るところであったにもかかわらず、現在ではそれを知る者が減った
ため、そうした弦楽器専門店の店員さんでも知らないのはある意味仕方のない
ことなのかもしれません。
同様に
毛替えにおいても、『ヴァイオリン(バイオリン)が響き鳴る
おすすめ?最高?究極?異次元?のミラクルスーパーマルチ松脂(松ヤニ)!』
に記したように、いずれ記事にしたいと思いますが、毛替えのタイミングの
判断材料にも明確な判断基準を有していない可能性が高いといえます。
ですから
弦の寿命も、毛替えの判断基準も、私から明確に習い知っている生徒さんにとっては
「弦も毛替えも、一年程度でするといいですね」はテキトーな発言に思えたとしても
「弦も毛も、せめて一年程度で交換しましょう」という意味ではテキトーではない
という私の説明に納得してくれました。
Ernst Six Polyphonic Etudes for Violin
さらには
通常の技巧ハーモニックスにタルゴンスキーの偽ハーモニックスを少しだけ用いると
通常の技巧ハーモニックスの発音が非常に良くなり、ハーモニックスの重音が難しい
パガニーニ/ヴァイオリン協奏曲第1番第三楽章も容易かつ確実に弾けることを
音大生 演奏者 指導者の方へのレッスンで伝えると、とても驚かれますが、
こうした勉強と探究をしている人は少ないように思います。
PAGANINI Concerto No.1 in Re Maggiore Op.6/Ed. Accardo
Performa Padauk wood(木製)
Performa Thermoplastic Polymers(樹脂製)
https://www.violinsupply.co.jp/Link/items/Shoulder/Performa.html
ヴァイオリンの正しい音程を響かせる「飛んでもない」差異!?』
その後もPerforma(パフォーマ)の肩当ての効果を追求し続けています。
そして
~その3~』で書いたように
Performa(パフォーマ)の肩当ては樹脂製が響きも多く音量も大きいものの
Performa(パフォーマ)の樹脂製の肩当てで「しばらく」弾き
音の響きに硬さが現れ始めた際には
Performa(パフォーマ)の木製の肩当てで 「しばらく」弾いてみると
音が硬くなり精細を欠き始めるのを回避でき
そのように
Performaの木製の肩当てによってヴァイオリンの響きの倍音が豊かに広がる有様が
まるで燻製器によって食材に豊かな風味付けがなされるかのように感じたことから、
『ザ・しゃもじ・イズ・スモーカー!?
その結果
『ヴァイオリンの「弦の寿命」と「正しい音程」“線香花火音感”の正体』で書いた
「正しい音程」の判断方法も、かつてはヴァイオリンの関係者であれば
誰もが知る当然の判断方法であったにもかかわらず、現在ではそれを知る者が減り
やれ、歌ってみる…ですとか
やれ、頭の中の音…ですとか
あるいは、開放弦から興す…ですとか
はては、純正律がどうこう…ですとか
さらに、ピタゴラス音律が…などと宣っている人だらけになってしまいました。
であればこそ私は
趣味で習う一般の方だけでなく、専門家を目指す方や
音大生 演奏者 指導者の方へのレッスンにおいても
ヴァイオリンは音程の[壺]を探すことで正しい音程で弾けることや
ヴァイオリンは正しい音程で弾くと、美しい音が朗々と響くことに加え
ヴァイオリンの名曲の数々を、正しい音程の美しい音で奏でることで
引き出されるヴァイオリン本来の魅力と素晴らしさを、今後もレッスンで
一人でも多くの方に伝え続けていきたいと思っています。
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カテゴリ: パーツ