COMFO REST model-k Double Wing
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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
何故なら
その音程におけるヴァイオリンの響きに慎重に耳を傾けると、ひとつの音の中にも
「響くポイント」と「その他響かない箇所」という響きの凹凸があることがわかり、
「響くポイント」の[壺]はギターのフレットよりも遥かに細かく多数存在し、
ヴァイオリンの音程を取る手掛かりとなる、その音程における響きの凹凸、つまり
「響くポイント」と「その他響かない箇所」を探し出すためには、ヴァイオリンの
響きが豊かであることが何よりも大切であり、その観点から
ヴァイオリンのあご当てにおける響きの増加 ~その1~』で詳しく書いた
あご当ては、響きを増加させるという点において、まさにその目的に適う製品です。
オリジナルのコンフォレストCOMFO REST Model-k
防汚処理後のコンフォレストCOMFO REST Model-k
また
ヴァイオリンのあご当てにおける響きの増加 ~その2~』で詳しく書いたように
あご当てのコンフォレストCOMFO REST Model-kで
軽量化を追求して選択されている米杉のあご当てと表板が接する部分と
軽量化を追求して選択されているチタン製の脚部と裏板が接する部分に貼られている
コルクを
高反発シートに貼り替えることで
コルクよりも響きが拡散され音量が増すことで、高反発シートによる多少甲高い感じ
のする音が、弾き込むことで響きの増加により打ち消されるとともに、総ての音程を
[響き]により認識し判別し、[響き]の中からその音が最も響くポイントである
それは
ただ単にあご当てが軽量なのでヴァイオリンの響きが良くなったのであれば
それならあご当てを着けないのが最良…ということになってしまいますが、
そうしたあご当てを着けない状態よりもCOMFO REST Model-kを使うと響きが良く
[真ん中タイプ]の構え方でCOMFO REST Model-kを使用すると
COMFO REST normal では左側も均一な高さであるのに対し
COMFO REST Model-kでは左半分で高さが低いことから
その低い部分はより一層軽量で、その低い部分には何も触れないことから共振し
左側の低い部分と同様に、右側にも共振している部分があれば、共振は更に増す
ということで
コンフォレスト COMFO REST Model-kのオリジナル
コンフォレストで使われているのと同じ種類の木材である米杉の板材
コンフォレストで使われているのと同じ品番のチタン製の脚部
これらを使って
左側だけではなく
右側にも低い部分のあるCOMFO REST Model-kを作ってみようと考えました。
ただし
既掲の画像は左右対称で表示されるように合成したものですが
ひとつには、完全に左右対称では、左右で響きが反発して打ち消される可能性があり
ひとつには、[真ん中タイプ]の構え方であごを乗せる中央部分が左右非対称なため
オリジナルのCOMFO REST Model-kを中央から左右対称にするのではなく
オリジナルのCOMFO REST Model-kの右側に、左側と同じ低い部分が加わる
という形になるように、板材から削り出してみました。
それは
左側での低い部分の振動は、もっぱら中低音域側に影響していることから
中低音というのは音の指向性が広がる傾向にあるからか「響き」の増加として作用し
右側での低い部分の振動は、もっぱら高音域の側に影響していることから
高音域というのは音の指向性が狭いという傾向のためか「音量」の増加として作用し
そのような変化として、オリジナルのCOMFO REST Model-kよりも響きを
更にさらに増すことができました。
その結果
冒頭既述のように、ヴァイオリンの響きに慎重に耳を傾けると、音の中に
「響くポイント」と「その他響かない箇所」という響きの凹凸があることが
より一層わかりやすくなるとともに、それにより、ヴァイオリンの音程は総て
響きで確定できるという、ヴァイオリン本来の奏法における音程の取り方で
より一層奏で易くなりました。
[真ん中タイプ]の構え方であごを乗せる中央部分のみ使用し
オリジナルのCOMFO REST Model-kに当初からあった左側の低い部分を右側にも
同様にあるように作った今回のあご当てで、その左右の低い部分が振動する有様は
あたかも羽ばたく鳥の翼のように思えることから
COMFO REST model-k Double Wing という副題を掲げました。
以上のように
オリジナルのCOMFO REST Model-kに当初からあった左側の低い部分を右側にも
同様にあるように作ることにより、響きが更にさらに増しました。
そうしたなか
当記事のあご当てとの相乗効果で、響きがさらに豊かになる物に出会いましたが、
それについては
『おすすめ?最高?究極!のヴァイオリン肩当て HAYATE☆47 Fantasia』
で書きたいと思います。
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