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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
『アルキメデスの原理』は
ギリシアの王様ヒエロン2世が金細工師に金(きん)を渡して純金の王冠を作らせ、
それが納品された後、金細工師が金に混ぜ物をして、金の一部を盗んだのではないか
という噂が広まったため、王様はアルキメデスに王冠を壊さずに混ぜ物があるか
どうかを調べるよう命じ、数日悩んだアルキメデスが風呂に入った際、溢れた水から
発見したといわれている物理学の法則です。
その内容は
王冠と同じ質量の金塊を天秤棒に吊るしバランスが取れている=質量が同じ状態で
王冠も金塊も水中に沈めるとバランスが崩れた=密度が違うことで、王冠には
混ぜ物がされていることが判明し、これは、流体中の物体は、その物体が押しのけた
流体の重さに等しい浮力を受けるという法則によるもので、[アルキメデスの浮力の
原理]すなわち一般に『アルキメデスの原理』と呼ばれています。
どのようなものかというと
王冠が本当に純金で作られているか否かを見極めるには、既述のように
1.王冠と質量が同じ金塊を用意して天秤で釣り合うか確認
2.王冠と金塊の両方を水没させ釣り合うかどうか確認 の2つでしたが
1オクターブ下の音を意味し
下の弦の1オクターブ下の音が鳴っていれば
[差音]こそは、弦の状態や寿命にかかわらず2音を一定の音程で奏でると生じ
[差音]こそは、それを響かせるために左手と右手の技術を求められるとともに
[差音]こそが、[重音]の音程の正しさを規定し判断する手がかりであり
ヴァイオリンの[単音]の練習と演奏をする際に、開放弦と同名ではない音の場合
正しい音程で奏でると美しい音が朗々と響くポイントである[壺](つぼ ツボ)で
音程を取り、曲調や前後関係での複数の音程の選択の際にも[壺]のなかから選択
します。
1つめのポイント の調弦において、既掲のような[差音]での調弦が行われず
2つめのポイント の[重音]でも、既述のような[差音]での判断も行われず
3つめのポイント の[単音]での、既述のような開放弦との共鳴は使われても
4つめのポイント の[単音]での、既述のような[壺]による判断も行われなく
なってしまいました。
とはいえ
1つめのポイント も
2つめのポイント も
3つめのポイント も
4つめのポイント も、『アルキメデスの原理』と同じ厳然たる物理現象であり、
なかでも
4つめのポイント は
何も私が唱えているおかしな考え方(笑)などでも決してなく
私が知ることが出来た世界的なヴァイオリニスト達の練習方法をみても明らかで
その全員が、どのような時も、どのような曲においても、まずは
ゆぅ~~~っくりと、一音いちおん「拍節の[壺]」に向かって音を並べつつ
ユゥ~~~ックリと、一音いちおん「音程の[壺]」を確認しながら弾くという
拍節においても音程においても常に[壺](つぼ ツボ)を意識し目指し確認し
ながら復習っていたのです。
さらには
世界的名奏者の方々のみならず、私たちもそのように復習うことで
『ヴァイオリン学習者が確実かつ急速に上達する指導を巡る3つの思い』にも
書いたように、「正しい音程」の「美しい音」で「朗々と響く」ようになるので
楽器もどんどん、どんどん、よく鳴るようになり
1つめのポイント でも
2つめのポイント でも
3つめのポイント でも
4つめのポイント でも
それがどのような状態であるのか?それによってどのような響きがするのか?という
ことを見極められるようになる必要がありますが、そのためには訓練が必要なため
私の教室には音大生 演奏者 指導者の方へのレッスンというページもあるように、
趣味で習う一般の方から、音大生(音楽大学生)、演奏者(プロ奏者)、
指導者(ヴァイオリンの先生)までもが習いに来ています。
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カテゴリ: 音程の[壺](つぼ ツボ)