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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
ギリシャ神話『アリアドネの糸』は
このブログの『ダイダロスとイカロス』で書いた名工ダイダロスによって造られた
クレタ島の迷宮(ラビリンス)の、その奥に住む怪物ミノタウロスを退治しようと
アテナイから王子テセウスがやってきますが、複雑な造りの迷宮は、一度足を
踏み入れれば二度と出てくることはできないため、クレタ島の王女アリアドネは
通り道に沿って糸を張りながら進めば、その糸をたどって戻って来られるとして
一つの糸玉をテセウスに手渡し、テセウスは無事に怪物を退治して生還するという
お話です。
当初からこのブログでは
ヴァイオリンの響きで音程が取れるようになってくると、その音を
「そうそう、天麩羅を揚げているような音が(微かに)聞こえますね」
「そうそう、線香花火の音が(微かに)聞こえますね」と表現したり
と書き続けてきました。
そして
『ヴァイオリンの「弦の寿命」と「正しい音程」“線香花火音感”の正体』では
その線香花火の音と称したのは、ヴァイオリンは正しい音程で奏でると美しい
音が朗々と響くポイントとしての[壺](つぼ ツボ)だと書きました。
何も私が唱えているおかしな考え方(笑)などでも決してなく
私が知ることが出来た世界的なヴァイオリニスト達の練習方法をみても明らかで
その全員が、どのような時も、どのような曲においても、まずは
ゆぅ~~~っくりと、一音いちおん「拍節の[壺]」に向かって音を並べつつ
ユゥ~~~ックリと、一音いちおん「音程の[壺]」を確認しながら弾くという
拍節においても音程においても常に[壺](つぼ ツボ)を意識し目指し確認し
ながら復習っていたのです。
さらには
世界的名奏者の方々のみならず、私たちもそのように復習うことで
『ヴァイオリン学習者が確実かつ急速に上達する指導を巡る3つの思い』にも
書いたように、「正しい音程」の「美しい音」で「朗々と響く」ようになるので
楽器もどんどん、どんどん、よく鳴るようになり
そのためには
総てのヴァイオリン奏者において、[壺](つぼ ツボ)を見極めることが必須と
なりますが、その判断を自ら行えるようになるには訓練が必要となるため、
私の教室には音大生 演奏者 指導者の方へのレッスンというページもあるように、
趣味で習う一般の方だけではなく音大生(音楽大学生)、演奏者(プロ奏者)、
指導者(ヴァイオリンの先生)までもが習いに来ています。
まず
ヴァイオリンという楽器は、登場した時点と今現在では、ネックの寸法などは異なる
ものの、全体の形状はあまり変わっておらず、ヴィオラが様々な寸法であるのに対し
ヴァイオリンは「小さなヴィオラ」という意味を持ちますが、mm単位で寸法が規定
されています。
楽器の整備を工房にお願いするだけではなく、常に動いてしまう駒は、巻き尺や定規
を使ってまで正確な位置に調整した後にレッスンを行っていますが、その様子の一部
は、私のサイトのレッスン形態 教室の場所 空き状況のページに掲げた動画の冒頭
でもご覧いただけます。
がしかし
レッスン毎にここまでの計測と調整をする先生は殆ど居ない…というより、そもそも
レッスンで巻き尺や定規を使って確認する先生に私は遭ったことがありませんが、
もしあなたが
ヴァイオリンという迷宮(ラビリンス)に入る前に『アリアドネの糸』を手にできた
なら、これまでのヴァイオリンに対する不安や自信のなさやあらゆる上達を妨げて
いるものを退治して、それと引き換えにヴァイオリンにおける「正しい音程」の場所
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カテゴリ: 音程の[壺](つぼ ツボ)