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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
狛江教室の近くの川には
サギやカモは居るものの、アヒルや白鳥は居ませんし
サギやカモと比べた際に、アヒルや白鳥がどうこうとは思いませんし
白鳥とアヒルを比較して、どうこう…という気持ちは、私は持っていません。
童話の『みにくいアヒルの子』では、他のアヒルと違った姿のひな鳥が生まれ、辛く
当たられたため逃げ出したものの、他の群れでもいじめられながら冬を過ごし、
白鳥の住む水地で水面に映る成長した自分の姿を見て美しい白鳥だと気づき、
悲しみから解放される…という話が書かれていることから、この物語の中では
ひとつは
他の教室から移って来た生徒さん方によると、他の教室でのレッスンでは往々にして
というより殆どの場合、エチュードや曲を取り敢えず弾き通してしまって、それを
徐々に改善する…というアプローチを採っているそうです。
けれども
『ヴァイオリンの正しい練習方法 それは累煉之泰?!』でも書いたように
料理を作るのに、大雑把でいいから取り敢えず作り通し…などという作り方をしたら
そんな料理は腹痛を起こしてしまうでしょうし
最初のうちは大雑把で、徐々に細部を…とすると、程度の差や期間の長短こそあれ
大半の期間は大雑把に調理してしまうことで、大雑把に作る癖が付いてしまい、
いざ細部を詰めて…と思った時に、どこかしら大雑把にしか作れなくなるので、
一つひとつ丁寧に作り重ねなければならない筈です。
最初のうちは大雑把で、徐々に細部を…とすると、程度の差や期間の長短こそあれ
大半の期間は大雑把に演奏してしまうことで、大雑把に演奏する癖が付いてしまい、
ですから
私の教室では、一音いちおん音を確実に構築しながら組み上げていきますが、
殆どの教室が、取り敢えず弾き通して…というアプローチを取っているなかでは
まさにアヒルのひな達の中で、一匹だけ白鳥のひなが居る
『みにくいアヒルの子』と同じ状況なのだと思います。
もうひとつは
他の教室のレッスンでは、往々にして…というより殆どの場合、ヴァイオリンの
音程の取り方を教えてくれないそうで
『走馬看過!? ヴァイオリンの音程の取り方に気づかない』で書いたように
どうしてもヴァイオリンの音程の取り方を習いたい、ということで、ヴァイオリンの
音階に関する著作で有名な先生に師事してもなお、ヴァイオリンの音程の取り方を
文字の書き方も教えずに、単に、文字を良く見ろ!だの、黙読しろ…だの
とにかく線形を書いてOCR(光学式文字読取装置)にかける…だの
鉛筆を持つ手の形を論じている…などという国語の授業は絶対に有り得ないのに
音程の取り方も教えずに、単に、音を良く聴け!だの、頭の中の音…だの
ですから
私の教室では、ヴァイオリンはよく響くポイントの[壺](つぼ ツボ)で奏でると
正しい音程の美しい音が朗々と響く…という本来の奏法をレッスンしていますが、
時として「つぼ」という表記を掲げても、別の意味であったり、あるいは抽象的な
スローガンであって、具体的に指導している所は私の教室以外では無いなかでは
これもアヒルのひな達の中で、一匹だけ白鳥のひなが居る
『みにくいアヒルの子』と同じ状況なのだと思います。
とはいえ
ヴァイオリンの練習方法と演奏テクニック』で書いたように、私は
歴史的名奏者のメニューイン、シェリング、スターン先生の教えを請う機会や
来日時のツィンマーマンの練習を四郎先生宅で具に聴く機会に恵まれたこともあり
世界的なヴァイオリニストの練習方法と演奏テクニックを知ることが出来ています。
それは
既述の世界的名奏者の方々は、一人残らず、
どのような時も、どのような曲においても、まずは
ゆぅ~~~っくりと、一音いちおん「拍節の[壺]」に向かって音を並べつつ
ユゥ~~~ックリと、一音いちおん「音程の[壺]」を確認しながら弾くという
そして
世界的名奏者の方々のみならず、私のような凡庸な者もそのように復習うことで
『ヴァイオリン学習者が確実かつ急速に上達する指導を巡る3つの思い』
で書いたように
美しい音が朗々と響くようになるだけでなく
それによって楽器もどんどん、どんどん、よく鳴るようになるうえに
それはまさに白鳥のひなが美しい白鳥に成長するのと同じだと思います。
と同時に
そのようなレッスンによって確実に上達できるからこそ、私の教室には音大生
演奏者 指導者の方へのレッスンというページもあるように、趣味で習う一般の方
だけではなく音大生(音楽大学生)、演奏者(プロ奏者)、指導者(ヴァイオリン
の先生)までもが習いに来ています。
白鳥のひな達が白鳥となって大空を美しく舞うように
あなたも
世界的名奏者の方々と同じアプローチのヴァイオリンのレッスンを受けることで
美しい白鳥になって飛び立つかの如くに、ヴァイオリンを正しい音程の美しい音で
朗々と奏でられるようになってみませんか?
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カテゴリ: 音程の[壺](つぼ ツボ)