目標を「測る」のではなく「狙う」
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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
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もしそうなら、音程の確認にチューナーを使っているのかもしれません。
チューナーは、ヴァイオリンの“響き”に基づくものではないため、どんなに
高性能な機器を用いたとしても、それでヴァイオリンの音程を得ることは
できないということをまず知ってください。
そのうえで、音程を「測る」という行為から「狙う」というアプローチへと
転換することで、音程だけでなく、あなたのヴァイオリン演奏を丸ごと向上
させることができるのです。
ヴァイオリンの音程の確認にチューナーを使えない理由
サイトのヴァイオリンの音程の取り方で書いたように、ヴァイオリンは、その楽器が
発する音の“響き”を聴き分けて音程を取る楽器です。ヴァイオリンで正確な音程を
取るためには、楽器から出る音の“響き”を聴き分け、“響き”の凹凸の中から響く
音を選び取るのが基本です。ヴァイオリンの正確な音程は、その“響き”の中にしか
存在し得ないのです。
チューナーでヴァイオリンの音程は取れないことの最大の理由は、ヴァイオリン
という楽器のこうした特性に由来します。チューナーで測った音程は、ヴァイオリン
の楽器の“響き”から選ばれたものではないため、ヴァイオリンの正確な音程には
なりえません。
「測る」から「狙う」への方向転換
チューナーは、楽器で演奏した音の高さを検出し、そのずれを画面上で示してくれる
「測る」装置です。
ヴァイオリンの音程は、その“響き”から選ばれ、その選んだ音程に向かって最適な
タイミングで正確に取ることが求められます。その行為は「狙う」といえます。
それは、サッカーやバスケットボールで、シュートの際にゴールやリングを「測る」
ヴァイオリン演奏において必要なことは、「測る」ではなく「狙う」であって、
「測る」から「狙う」への意識の転換が上達への扉を開くのです。
この「測る」から「狙う」への方向転換を知り、歴史的に確立された伝統的な方法に
そのためには、まず、音程を「狙う」ことが重要です。楽器から出る音の“響き”の
凹凸を聴き分け、最もよく響くポイントを選び取れるようにすることです。
そして、演奏の際には正しいタイミングを「狙う」ことも必要です。最もよく響く
ポイントで選び取った音を最適なタイミングで取れるようにすることです。
“響き”を聴き分けて「狙う」
ヴァイオリンは、伝統的な奏法に基づき、“響き”によって判断された正しい音程で
弾かれたときに最も美しい音を奏でます。だからこそ「測る」ではなく「狙う」
ことが必要なのです。そして、音程やタイミングを「狙う」ためには、音の“響き”
の聴き分け方を学ぶ必要があります。当教室では、音程の専門家が一つひとつの音
の“響き”の判別方法について、レッスンで丁寧にお伝えします。
レッスンであなたが得られるもの
ヴァイオリンから出る音の細かなニュアンスを聴き分けるための訓練を行います。
これにより、確実に耳が育てられ、より正確な音程を導く“響き”の凹凸を聴き分け
られるようになります。
心に響く演奏力の向上
数値で「測る」ことなく、音程やタイミングを「狙う」レッスンにより、
ヴァイオリンから生まれる“響き”が聴衆の心に響くことの重要性を学びます。
これにより、演奏がより自然で豊かなものとなり、聴く人々の感情に深く訴える
音楽が奏でられるようになります。
安定した演奏力
“響き”によって正しい音程を耳で聴き分け、それを最適なタイミングで瞬時に
配する動作の繰り返しにより、あらゆる状況に即応できる柔軟な演奏技術が
身につきます。これにより、困難な楽曲でも安定して弾ける力が養われます。
当教室では、このような伝統により育まれた奏法に基づくレッスンにより、
あなたの演奏をさらなる高みへと導きます。他の教室では得られない、
ヴァイオリン本来の“響き”に根差した特別な成長体験がここにあります。
今すぐこの機会に、あなたのヴァイオリン演奏に新たな発見と成長を
見出してみませんか?
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カテゴリ: 究極のヴァイオリン奏法